86話
作者は気づいてしまった。敵のステータスを見る時に看破ではなく、鑑定を使っていたことに。
今、どう修正するか考えています。
よし、採掘も終わったしガラクタさんとの戦闘中に取得したアーツを確認していこう。
ちなみにフォルは鞄から出てきて頬?を擦り付けて来たので撫でておく。
1つ目は、『他属性操作』というもので、鑑定結果は
アーツ:他属性操作 (1つの属性を操っている状態でもう1つの属性を操りやすくなる)
というものだった。これまでの経験上、アーツとして取得する、もしくはスキルが取得できるようになることの一つに、普通できない、もしくは難しいことができるようになると取得できるというものがある。
試しに今2つの属性を使ってみると、すんなりできた。ただ、正直戦闘中に使った時との差がよく分からない。と言うよりも、戦闘中に使った時、使いにくかったかが思い出せない。
恐らく無意識だったのだろう。
俺の好きな小説に、『死ぬ気でやればできる時がある。無意識にできてしまう場合がある。』みたいな言葉があった気がするが、それと似たようなものなのだろうか?流石にゲームなので命の危機はないが、俺はまだ、1度も死んでいないので、ある意味死に慣れてないという点では同じかもしれないが。
まぁ、考察は別にいいだろう。思い出せないものは思い出せないのだし。
さて、2つ目のアーツだが、『多重詠唱(2)』というものだった。
鑑定してみると
アーツ:多重詠唱 (魔法を2つ同時に詠唱しやすくなる。ただし、1つの魔法に必要な魔力量が増加する)
というものだった。
こちらに関しては、使用した時の感覚は覚えている。実際に発動しにくいと感じたし。どんな感じかと言うと、磁力の弱い磁石の同じ極どうしをくっつけようとした感じ?だ。だから特に難しいとは思わなかった。
そうなると、考えられるのは、これまで俺は色んな魔法を作ったり、魔法剣にするために魔力だけの操作を沢山してきたので、魔力操作が上手くなり、こういったものがやりやすくなったとかそういった理由だろう。
理由が魔力操作なら、『他属性操作』も同じな気もするが。
確認し終わったことで、他にやり残したことは無いと思うので、フォルを抱き上げてから鞄に入れて出口の扉へ行き、この空間からでる。
そして、朝行かなかったギルドへと向かう。
明日から終わりに向けて(1節の)進みます。ある意味異世界系の終わりっぽいかもです(現時点の想定で
よろしくお願いします
m(_ _)m




