60話
祝60話
これからもよろしくお願いします
m(_ _)m
肉を食べている狐を見ていたが、見ているだでは何も起こらないと思うので少し行動を起こしてみようと思う。
最初に少し撫でてみようと思う。幸い?と言うべきか今は肉に集中しているので大丈夫だろう。もっとも、撫でたという行為が食事を邪魔されたと認識された場合もしかしたら敵対的になるかもしれないので1種の賭けになるが。
というわけで撫でてみる。撫でてみたがそれに対して気にした様子もないのでとりあえず最悪の場合にはならないだろう。そのまま撫でていると狐が肉を食べ終わった。
すると撫でられていることに気かついたようだが、俺が肉を渡したことを見ていたためか『コン』と鳴いてもっと肉ちょうだいとねだるように体を擦り寄せてくる。
というかコンと鳴くのか。イメージ通りといえばそうなんだが本当にそう泣くとは思っていなかった。まぁ実際の狐がどう鳴くのか知らないし、もしかしたら本当にコンの可能性もあるか。
可愛いので肉をあげようと思ったがよくよく考えてみたらさっき狐と同じ位の大きさの肉を食べていたので大丈夫なのか?と思ったがここはゲームなんだしそこら辺のありえないことが起こるのか?と思ったので、様子を見ながら肉を与えてみることにする。
一旦手を離し肉を取り出す。手を離したらどこかに行かないか?と心配もあったがそういったことはなくその場にとどまってくれていた。
というわけで短剣を取り出し、肉を切り分けていく。とりあえず狐の1口分に切り分けていき、それを手に乗せて食べさせていく。これでテイムのようなこと後できるのだろうか?というかテイムとは俺が勝手に思っているだけだからできない可能性も高いわけだ。
そんなことを思っていた
《条件を満たしたため『テイム』が取得可能になりました》
という声が頭に響く。




