47話
何か書いていて思いました。
ソランとフランって似てますよね?
と、どうでもいい作者の感想でした。
グンデ工房を後にし、宿へと向かう。時間もいい時間なのでそろそろ寝ることにする。夏休みだけど夜遅くまでやる必要が無いし。
というわけで宿に着いたのでログアウトをする。そして諸々をして寝る。
朝起きるとまず朝ごはんを食べてついでにお昼ご飯も作って、それを冷蔵庫に放り込んでおく。ゲームであまり動かないんだし栄養だけでもちゃんととった方がいいよね?
その後色々やってやることを大体終えたらログインをする。
ログインするとお腹が減っていたので余っていた兎の串焼きとクレオを食べる。そろそろ肉の数が少なくなってきたので用意しないといけないな、などと思っていると目の前に最初の設定をした時などに見た透明なプレート(UI)が現れた。
内容は1週間後の午後1時からイベントがあるというお知らせが書かれていた。内容は当日発表らしい。
そして食べ終わったら宿を出てギルドへと向かう。
ギルドの中へはいるといつもと変わらずフランさんがいた。そういえば朝会うのは初めてかな?などと思ったが、相談しようと思っていたことを思い出したので話しかける。
「おはようございます、フランさん。少し相談というより聞きたいことがあるんですけど大丈夫ですか?」
「おはようございます、ソランさん。私に答えれることでしたら」
そう言われたので疑問?に思っていたことを言う。
「魔法をいろいろ覚えようと思うのですが、沢山覚えて大丈夫ですかね?」
「沢山覚えてはダメということは聞いた事ありませんがどうしてですか?」
「いや、俺の元いた世界?の本などに色んな属性の魔法を覚えると色んな属性が反発し合い成長に支障を起こしたり、威力が弱くなったりするという話があったりするので心配になりまして」
所謂ラノベなどにある、VRゲームの作品にはこういった設定のやつもあったはずなので今のうちに聞いておく。
「そういう事ですか。これまでそういったことは確認されていませんので大丈夫ですよ。ただ魔法をちゃんとに扱えない時に多くの属性を覚えてしまうと魔力の感覚を掴むのが難しいとは聞いたことがあります。まぁ、ソランさんは魔法が使えるようなので大丈夫だと思いますよ」
と言われた。これで心配事もなくなったし魔法も安心して取得できるな。そういえばイベントがあるけど住人の人にはどう認識されているのだろうか?
「ありがとうございます。それともう1つ聞きたいことがあるのですが、もうすぐイベントがあるというお知らせがあったのですが、それって夢の使者だけなんですか?それとも住人の人も参加できるんですか?」
「イベントですか?それは恐らく夢の使者の方だけですね。過去の文献にもそう書いてあったと思います。ただ住人の人も一応は参加できますよ。夢の使者が半分以上のパーティにいれば参加出来たと書いてあったと思います」
ふむ、そうなのか。
って
「夢の使者に対しての文献ってあるのですか?図書館で、ですが調べたんですけど絵本しかなかったですよ?」




