42話
前話の時に伝えましたが少なめです。
「ふむ。話はわかったし面白そうじゃ。じゃが、わしの考えじゃと普通に作ったならば使える代物にならんと思うのう」
と言われた。理由を聞いてみるともっともな意見だった。それは変形させるとちゃんとした武器(形や切れ味など)にならず棍棒のようになってしまうのでは?と言ったものだ。確かにそうだ。それに細部までイメージしてたら戦闘で使えないだろうし。
「じゃが、夢現の武器と組み合わせたらあるいは、出来るかもしれんがの。と言っても1度打ってそれを武器に記憶させ溶かして、打ってを繰り返しちゃんとした武器の形を記憶させると言ったものじゃが」
と言われる。なんでも夢現の武器にはある程度の記憶能力がある可能性かまあるっぽい。装備者固定はその派生だと考えられているそうだ。
「さすがに何回も打たないと行けないから値段は高くなるが儂にとっても気になるのでな1本だけなら前回と同じ500000Gで受けてやってもいいぞ」
と言われた。その値段なら何とかなるのでお願いした。
グンデさんに魔法金属と短剣を渡す。なぜ短剣かと言うと保険である。失敗してもまだ短剣ならなんとかなるかな?と思ったしレイピアが使えなくなるよりはマシだからだ。




