39話
時間がギリギリで文字が少ないです。
執筆時間が圧倒的に足りない。
ギルドに入るとフランさんの所へと向かう。それにしても来る時時間はバラバラなのにいつもいるよな?睡眠などはちゃんととっているのだろうか?
気になったので聞いてみた。
「フランさんこんばんは。少し聞きたいのですがフランさんっていつ休憩などしているんですか?俺が来た時いつもいますよね?」
「こんばんは。ちゃんと休憩も睡眠もとってますよ。それなのに何故いつもいるのかという疑問に答えますと、1種の魔法ですね。正確には魔道具の効果ですが」
その魔道具がどう言った効果なのかを聞いてみるた登録した魔力(1人分)の人が指定した場所(この場合ギルド)に近づこうと思う、近づくのいずれかの行動を検知するとその魔道具を持つ人に伝わるというものだった。
「そうですか。でもいつ魔力を登録したんですか?」
「それについてはギルドに登録した時ですよ。ギルドカードを作る時にもう1つこの指輪にも魔力を登録しているんですよ」
そう言うと笑顔をうかべ左手を出し指輪を見せてくる。
て、ちょっと待て
「あのぅ、フランさん大丈夫なのですか?」
そう言うと何を言っているのか分からないと言ったように首を傾ける。
「いや、なんで分からないんですか、指輪つけてるのそれ、薬指ですよね?もしかしてこの世界だと意味違っていたりします?」
そう言っても分からなかったようなので指輪を薬指につける意味を教えた。そしてその指輪は俺の魔力が登録―というより込められている―ことも。
すると「あっ」というこれまで聞いた業務的な声ではなく年相応(年齢は聞いていないが見た目の推定年齢は俺と同じくらい)な可愛らしい?声を上げ、顔を赤くした。そして縮こまってしまった。
どうやらこっちの世界でも同じ意味を持つらしい。
なんか「ソランさんなら」とか聞こえるような気もするが、きっと気のせいだろう。聞こえない聞こえないあーー。
そのあと少しして落ち着きを取り戻したフランさんにお詫びとしてクレオを渡す。遠慮していたが俺が余計なことを言ってああなったので強引に渡す。
「そういえば今日は何をしに来たのですか?それから前から言おうと思っておりましたが敬語などは必要ありませんので普通にお話ください」
フランさんにそう言われて気がついた。こんなことをしに来たのではないのだ。通行の番人のドロップアイテムをどうするか相談しに来たのだった。




