32話
前回と前々回に消費したスキルポイントの減りを書くのを忘れていました。m(_ _)m
この話数の最後に書いてあります。
転移し終わると先程と変わることのない広場に出た。とりあえず石っころに近づく前に闇魔法をレイピアに使ってみる。
(ちなみにだが武器に魔力を常に注ぎ続ける必要は無い。必要なのは最初の魔法を吸わせる時だけだ。そうすると武器が変質して元々こうであったかのように魔力は必要が無くなる。元の金属に戻したい時は属性をつけていない魔力を流す。)
するとレイピアは暗い紫色になった。どうやら水の時と同じように不思議物質になったようだ。その後短剣に水の魔力を注ぎ水の短剣にする。
そうして、準備が出来たので石っころへと向かう。
するとやはりワンパターンな動きをして形をとっていく。今の武器なら恐らく瞬殺出来るだろうが、今回は闇のレイピア(名前だけだと悪そう)でどれだけの攻撃ができるのかを水のやつと比較したい。
というわけでとりあえず1突き(全力)を入れて水のやつとどれくらい抵抗が違うかを確かめる。
感想から言えば水のやつの方がすんなり入った。とはいえほとんど誤差だろう。やはり石っころは魔法というより物理では無いものに弱く物理には凄く強い。ということだろう。とはいえ俺の使っている魔法剣(仮)を物理では無いものに入れていいのかは分からないが。
というわけで知りたいことも知れたし、ここからはパターン化していこう。
まずは俺は短剣を持ったまま右手を石っころの少し上に向けイメージをする。やはり名前が水バケツなのは嫌なので水の塊:ウォーターブロック
とでもしよう。無詠唱でもいいが無駄に威力を落とすこともないのでしない。
明確にイメージが出来たら
『ウォーターブロック』
と、唱える。
初めてこいつと戦った時よりも水がかかり表面が水で溶け始まる。石が飛んでくるが水を飛ばし勢いを少なくして短剣で受け流す。攻撃しようと大きな腕をあげるが半分溶けている腕なのでなんかとろい。それに対して追い打ちをかけるようにレイピアを一閃する。半分溶けているのと、魔法剣(仮)が相まって腕を切り飛ばす。
このまま四肢を切り飛ばそうかと思ったが、さっきそれをやって魔石の採取に失敗したのを思い出す。だがどうくり抜こうか。
とりあえず石っころの後ろに回り込む。すると石っころは俺の方を向こうとする。そこを狙って石っころの懐?に入り込み短剣を以前に魔石があった場所に突き刺す。そして円を描くように切れ込みを入れ、魔石が露出したのを確認すると魔石に当てないよう気をつけながら魔石を抉りとる。
するとエネルギーが切れたかのように急停止し崩れ落ちる
討伐とドロップ品を教える声とプレートを確認し終えるとレイピアと短剣に無属性(仮)の魔力を流して元に戻す。
そしてアイテムボックスからピッケルを取り出す。
というわけで採掘の時間だ。
SKP:11




