202話
両目だとちゃんと見えるから問題ないんです。たとえ片目の視力がD判定だとしても
「いえ、別にあいつらを倒したのは偶然なので。それと疑問なのですが、賞金首を倒した夢の使者っているんですか?」
「んーとどうだったかな?‥‥‥確か君含めて3人だったな。それにしてもどうしてそんなことを?」
「いや、俺が賞金首の存在を知らなかったので、他の夢の使者は知っているのかな?と思いまして。それと、を倒したり狙っている人もいるのかな?と思ったんですが、3人なら居ないか、いても少なそうですね」
「確かにそうだが、まぁ夢の使者はこの世界に来てからまだ数日なんだから、賞金首よりもやることが沢山あるんだろ。君もそうだろ?
おっと、少し話しすぎたな。ではこれを受け取ってくれ」
確かにそうか。俺だってモンスターを倒したりしかしてないし。
それと、門番さんに渡されたのは‥‥‥お金だな。まぁ、賞金首なんだし当然か。そのお金をしまうのも兼ねていくらかを確認する。
‥‥‥、なんと68500Gだった。
「あ、あの内容が68500Gなんですが、間違いですよね?」
と確認を取るが、間違いではないと言われた。絶対桁間違えてる。あんな生産職(笑+雑魚)に付けていいような値段ではないと思うんだが。だって日本円にして68万5千円だよ?
何をやったらこんなことになるんだ?
おぉ、ダイスの女神よ。あなた様はなぜそんな数値を。
いや、まぁ10d100×10でやったんで自業自得と言えばそうなんですが




