15話
忙しくて今回も少なめです。本当にすいません
今回は夜で暗いので道にある灯りを頼りに兎と戦う。明るさの差でこちらからはあまり見えないが夢現との戦いでステータスを上げてしまったので不意打ちされるのは瞬発力トレーニングという名のハンデということにしておこう。
という訳でレイピアを装備して構える。
見える範囲に兎が見えてきたがまだ動かない。角を使って刺そうとしてくるが俺はまだ動かずレイピアで突き刺す準備をする。1m程の距離になったところで全力の突きをお腹目掛けて放つ。
しかし突きは外れてそのままこちらへと迫ってくる。胸に刺さる寸前に何とか左腕についている籠手でガードして薙ぎ払う。兎の動きが悪くなったので背中へとレイピアを刺す。
籠手のおかげで出血したり部位欠損をすることは免れたが籠手は壊れてしまった。
やはりレイピアの性能の問題か使いづらい。まぁいかに最初の短剣が使いやすかったかわかる訳だが。やはり最初の短剣のようにはいかないので難しいことをしようとしないでまず使い方から慣れていくとしよう。
角が迫ってくる。それを横跳びで回避して背中目掛けて突きを放つ。
まだこちらに気づいてない兎を見つけたので、足音を立てずに接近し首に一突き入れる。
かれこれ10匹ほど倒したので今日は引き上げるとする。最初の頃よりも命中率が上がったので最初のようなヘマをするとは思わないがまだまだ練習が必要だろう。SPを使えばいいだろと思う人もいると思うけど、俺は今のうちにステータス頼りじゃなくてPSを鍛えといた方が後々楽なんじゃないかと思うし。
街へ戻ると初めにギルドへと向かう。
ギルドに着くと納品の依頼をする。この依頼だが基本的に貰えるお金がギルドで売るよりも安い(偶にだが高いこともある)。しかしこちらでは普通に売るよりも貢献度が高い。つまりお金を取るか貢献を取るかを選べるような感じだ。
まぁ貢献を選ぶんだけど。
というわけでホーン・ラビットの毛皮と肉を5個ずつ納品する(角は折ってないので納品できなかった)。ギルドカードを渡し、台の上に置かれてからお金と一緒に返される。
ログアウトをする前に生産ギルドに向かう。今日の戦いで壊れてしまった籠手を作るためだ。毛皮に購入した紐を固く結び付けて、解けにくいようにする。が、まだ調べていないので素人技だ。
鑑定結果は前回と同じなので省くとする。
それをしてログアウトをする。




