14話
家にある機種を色々変えて忙しく執筆が進まなかったので少なめです。中途半端な終わり方ですいません。
「それともうひとつ伝えねばならんことがあったわい。これからはフランがお主の受付を担当することになった。ではまた会うことがあれば」
「えぇ、またあればよろしくお願いします」
ギルドマスターにそう告げるとフランさんと共に退出する。
「フランさん、これからよろしくお願いします」
「えぇ、よろしくお願いします。それとやることがあるので受付まで戻ってもまだ行かないでくださいね?」
そう言われたので帰ろうとしていた足を受付へと運ぶ。
「では、ソランさん。あなたは正式に冒険者になりました」
正式に?今までは正式ではなかったのだろうか?そんな俺の疑問を感じたかのようにフランさんは話を続けた。
「正式とは少し語弊があると思いますが我々ギルド側はそう呼んでいるので。それでですがソランさんは一定以上の功績が認められましたのでギルドランクがFになります。またギルドマスターの判断によりランクEへと昇格します」
ランクか、確かにこれまではなかった。これは仮免許から変わるような認識で良いだろう。ランクを貰ってから直ぐにランクアップできた理由を聞くとランクEまでは実力さえあればなれるらしい。それ以降は貢献度や礼儀などほかにも求められるらしいが。
また、ランクはF、E、D、C、B、A、Zの順番になっていてCからは間に+が入るらしい。さっきのランクアップと+の存在からCからが本番なのだろう。
「ではギルドカードを出してもらえるでしょうか?更新を致します」
そう言われたので「お願いします」と言う言葉と共にギルドカードを渡す。フランさんが台のようなものの上にカードを置くと台に白い文字が書かれカードへと向かって行く。反応が無くなるとフランさんがカードをとる。
「更新が終わりました。ランクに応じてサービスなどもありますので是非依頼を受けたりしてランクをあげてくださいね」
「はい、そのサービスというのが気になるし、それ以前にあげるつもりだったので」
そう答えながらギルドカードを受け取る。
「ではこれから狩りに行くので納品の依頼が出来ると思います。なので多分また後できます」
「はい。行ってらっしゃいませ」
ギルドを後にして草原へと移動した。
今日は昨日作ったレイピアを試してみる。その前にSKPを使用し片手剣の心得を取得する。
SKP:11




