141話という名のエピローグ
時間が無いけど、今日でエピローグにしたかったので走り書きをしました。
誤字脱字があると思いますが、ご理解頂けると、嬉しいです。
《条件を満たしたため、『称号:悪夢へ至りし者』が『称号:悪夢を退けし者』へ変化しました》
《ハーマンの核を取得しました》
「ハッ」
珍しく?声を出しながら飛び上がる。何か称号が変化したとかどうとか聞こえたが、そんなことは後で確認すればいいだろう。
周りを確認すると、ブラングさんと、びっくりしたのか目を瞑って『きゅっ』て感じになっているルンさんが居た。
取り敢えず、この人たちは無視しといて、今は右にいるフランさんだ。
俺と同じように光に包まれていたから、俺と同じように戻れたと思うんだが、まだ目が覚めていない。
これが個人差なのか、住人と夢の使者との違いなのかは分からないが、救えてないということは無いだろう。
その証拠?に寝る前は、俺が少し触れているだけで全く力の入っていなかったフランさんの手に力が入っていて、がっちりと俺の手を握っているからだ。
それに、さっきとは違い、寝顔が辛そうではなくてむしろ気持ちよさそうだ。
そこまでフランさんの様子を確認したところで、正気?に戻ったのかルンさんが俺に
「あの?ソランさんでしたよね。フランは助かったんですか?」
と聞いてくる。まぁ、完全に無視してフランさんの様子を見ていたから何も分からないのは当然か。
取り敢えずルンさんに
「元凶と思われる夢現は倒して、フランさんとも話せたので大丈夫だとは思いますが、目が覚めるまでなんとも言えませんね」
と言いながら隣で眠っているフランさんの肩を握られていない手でトントンして
「フランさーん。起きてくださーい」
と話しかける。
すると、
「んぅ、むにゅ?」
と声を出しながらフランさんが起きた。
そして、眠そうな目で周りを見て、今の状況を理解したのか目をバッと開いて顔を真っ赤にした。しかし、俺の手を離そうとはしない。まぁ、いいんだけどさ。
「おはようございます。フランさん」
「フラン、おはよう。大丈夫?」
「目が覚めたようででなによりじゃ」
と、俺、ルンさん、ブラングさんがフランさんに話しかける。
「はい!心配をかけたようで。ですが、ソランさんのおかげでもう大丈夫ですよ。ただ、体が少しだるいので、もうちょっと休みたいですが」
と、フランさんが無事だと伝える。
その後少しだけ話し、報告などは明日することにして、解散となった。
俺に先に報告するようにとなかったのは、俺もある程度消耗していたからだろう。恐らく顔にも出ていた。
まぁ、それ以外にも、フランさんが話を聞きたいと言ったので二度手間にならないように、というのもあるのだが。
流石にずっとギリギリの戦いをしていたせいか、もう動く気力が全然湧いてこない。
フォルを抱えてギルドを後にした俺は、とりあえず空腹度を満たすために果物を買いに行く。
ちなみにフォルは隠すようには抱えていない。何故目立ちそうなことをしているのか?と言うと、もうそんな気力はないからだ。
まぁ、時間的には2時くらいなのでまだログアウトしずにダラ〜としようと思うが。
何かエピローグでは無い気もするけど、これでいいんです。
1節の、名前を夢の使者にしました。無難ですがこれでいいと思うんです。
まぁ、一応仮ですけど‥‥
何かいいのあったら教えてください




