133話
少なめです
すると、夢現が急に横へ避けるように跳んだ。しかし、俺の方を見ておらず、動き出してから顔をキョロキョロして、俺を探し出し始めた。
流石に、火魔法では、視界を遮ることができても動きを抑えることはできなかった。
勿論、威力をあげればそれもできたかもしれないが、今は視界を塞ぐことを優先でしていたので仕方ない。
そして、俺は避けるように跳んだ夢現の方へと進む向きを変え、追いかける。
今みたいに無駄足にはなりたくないので、遠回りな攻撃などはしないようにしよう。
腕がなく、余りスピードの出ていない夢現に追いつくのは簡単で、すぐに追いついた。
追いついた俺は夢現の左足に向けて、体を回転しながら切りつける。
夢現は奇跡的?に俺の攻撃に反応して、前へ跳ぶことで回避をしたが、回避し終わるよりも俺のレイピアが当たるのが早く、夢現の太ももに切り込み?を少し入れることに成功した。
これで回避しにくいだろうし、次は外さない。
なんかもうすぐで一節が終わりそうな気が‥‥
ここから負けるなんて流石にないですよね?第二形態とかそういうチート?がない限り(フラグじゃないですよ?えぇ)




