100話

とりあえず、夢現から距離を取り続けて充分距離を取れたら、夢現が、こちらに向かって攻撃してくるのと同時に接近する。

今更だが『ルート』のおかげで慣性などをほぼ無視して曲がれるからありがたい。

何度も同じような攻撃をしていたら、慣れて対応されるかもしれないので、今度はすれ違いざまに突きを入れる。

動きとしては、夢現の拳？との距離が1mくらいになった時に左へ、直角に曲がり、その後すぐに、テープの巻き戻しみたいに戻って夢現の右脇腹に突きを入れる、といった感じた。

刺さった目算は魔法剣では無い時のレイピアと同じ5cm程で、気持ちこちらの方が少ないかな？という感じだ。