10 「街で冒険者になる」
こうして壁の目の前にまでくるとその高さがよくわかる。近所の十五階建てのマンションと同じくらい高い。村では一階建ての木造の建物くらいしか見てなかっただけに突然降ってわいたような超巨大な建造物に俺は呆気にとられた。
しかも遠目では気づかなかったが、門の左右の壁には巨大な石像がまるで金剛力士像のように壁の中に埋め込まれるように存在していた。城壁の三分の二くらいの高さがあるから20メートルを超えているんじゃないか? 片方はその巨体に見合う石の大剣を地面に突き立てて柄頭に両手を乗せていて、もう片方は石柱のような太い石槍を切っ先を上に立てて重厚そうな大楯を反対の手に構えていた。今にも動きそうなほどの出来栄えだった。
「タマモ」
「なんじゃ? 」
「あれってもしかして動いたりするのか」
「あれ? ああ、あの石像のことか。さぁのう。あれがゴーレムだとしても稼働させるのに一体いくら魔力が必要になるか。あまり現実的ではないの」
「そうか」
流石にあんなのが動き出すわけはなかったか。てか、ゴーレムは存在するのか。
しばらく待っていると俺たちの順番が来て大きく立派な門の真ん前にまで来た。門の前には屈強そうな鎧を着た門番が6人くらいいた。どうやら半数は門の警護でもう半数は街に入る人たちの審査を行っているようだ。
「次の者たちは前へ! 」
俺たちが呼ばれて門番たちの審査を受ける。
「よし、問題ないな。通ってよし! 次の者たちは前へ! 」
ドキドキの門の審査はダガスのおっさんの言う通り、簡単な受け答えのあとにあっさりと街へと入ることが出来た。審査は割とザルなのかもしれない。
門の奥行きは20メートルくらいと長く、天井を見上げるとトンネルの中央付近に金属製の格子らしきものがぶら下がっているのが見えた。あれ落ちてきたら死ぬなーと格子の刺々しいスパイクを見て益体もないことを思う。
「何を阿呆みたいに口を開けて上を見ておる。そろそろ門を通り抜けるぞ」
タマモにそう言われて、俺は馬車の縁に凭れ掛かっていた体を起こして前を見た。
トンネルを越えるとそこには異世界が広がっていた。
そう思えるほどの光景が眼前には広がっていた。
ヨーロッパの古い街並みで見られるような景色のようでいて異なるレンガ造りの街並みの中に見渡すほどに溢れかえった人、人、人。
それも人種は様々で俺に似た容姿の祖人。タマモのような獣の特徴を持つ獣人。蜥蜴や蛇の特徴を持つ蜥蜴人。長く尖った耳が特徴の精霊人。それ以外にも俺のまだ知らない人種たちがいる。
どちらかと言えば静かであった村とは違った日本で暮らしていた街を思い起こさせるような喧噪の中、そんな様々な容姿の人たちが石畳の上を闊歩していた。
今まで散々魔物やら魔道具やらを使ってちょっとした魔法も使えるようになっていたけど、こうして日本では決して見られない景色を目の当たりにすると改めてここが異世界なんだと実感した。
「くふっ、また口が空いておるぞ」
「ガハハハッ! まぁ無理もねぇ。田舎から出てきたガキどもはみんなこの門を潜って固まるのさ」
ぽかんと口を半開きにして固まる間抜けな俺を見てタマモが可笑しそうに笑う。ダガスのおっさんも御者台で大笑いする。
田舎者と言われると日本の都会育ちからすると首を捻りたくなるが、魔法の存在しない世界から魔法の存在する世界に迷い込んだのだから、世界を跨いだ田舎者と言えるのかもしれない。
「それで冒険者ギルドはどこなんだ? 」
「おっと、そうだったな。折角だから近くまで送ってやるよ」
「助かる」
「ガハハッ、いいってことよ。オスカーの初めての弟子だ。サービスしてやるよ」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「んじゃ、俺は商人ギルドへ行ってくる。お前さんらとはここでお別れだ。頑張れよー」
ダガスのおっさんはあっさりと別れを告げて去って行った。
それを見送ってからダガスのおっさんの案内で連れてこられた冒険者ギルドを見た。
「ここが冒険者ギルドか……」
何かの獣の頭に剣を刺したような紋章が刻まれた看板がぶら下がった石造りの建物はなかなかに立派だ。二階……いや、三階建てかな? 冒険者ギルドは周囲の建物より頭一つ抜けて高かった。
さっさと登録を済ませようと思い、俺は開け放たれたままの両開きの扉を潜って中へと入った。
入って最初になんだか役所みたいだと感じた。
入って正面に長い木製のカウンターがあり、カウンターにはいくつもの仕切りがあって分けられていた。受付け口ごとに天井からお金の入った革袋や巻物などのイラストが描かれた看板が吊り下げられているので、それで担当を区別しているのだと思う。
内装は華美にならない程度に装飾されていて結構立派だ。飾りとして武器や動物の角とか剥製が飾られているのは冒険者ギルドらしいと言えばらしいのかもしれない。床は板張りで、掃除も行き届いているようだ。
昼間だからか人も疎らだ。
なんて思っていたが、横が騒がしいと思って見たら酒場が併設されているようでいい年した大人たちが昼間から飲んだくれていた。多分、あの飲んだくれは全員冒険者なのだと思う。
今日はオフなのかな。と思いつつ、俺は登録の為に受付に向かった。
どこに向かえばいいのかよくわからなかったので、巻物の看板が複数あったのでその一つの人のよさそうなおっさんのところに向かった。
「冒険者ギルドツゲェーラ支部へようこそ。本日はどのようなご用件ですか? 」
「あー冒険者になりにきたのだけど、ギルドの登録はどこで受け付けてますか」
「でしたら、ここで問題ありません。登録をされるのは何名ですか? 」
「俺とこいつの2人です」
「わかりました。では、登録の準備をしてくるのであちらに座って待っていて下さい」
「はい。わかりました」
受付のおっさんに言われてテーブルの置いてある長椅子に座って待つことになった。
……思ってたより丁寧だったな。本当にお役所みたいだ。
しばらくすると、受付のおっさんが分厚い冊子と金属板のようなものを持ってやってきた。
分厚い冊子はギルドの利用規約、冒険者の心構え、注意事項といった感じのもので羊皮紙に綴られたものだった。おっさんから口頭で教えてもらいながら目を通した。
大まかに言えば、人の獲物を横取りするな、やギルドの一員として節度ある行動を、と言った極ありきたりなものが大半だった。
「当たり前のことばかりですね」
と口に漏らしたら、「ええ、まぁ。そう思う人ばかりなら大丈夫なんですけどね」と苦笑していた。この程度のことも守れない人もいるらしい。いや、守れないというより守るべきルールを知らない人が多いのだろう。知っていても軽視する人はいるのだろうが。
そう言えば、冊子を渡された時に普通に手に取って読んでたら「あ、読めるのですね」と口にしていたから冒険者、もしくはなろうとしている者の識字率はそれほど高くないのだろう。
ちなみに破ると場合によっては多額の借金どころか奴隷落ちするらしいので、面倒くさがらずに早いうちに全部に目を通しとこうと思う。
そして、謎の金属板は魔導具だった。
どうもギルドに登録する為のもののようで話を聞いていると体内の魔力は人によって差があるので、それを読み取って個人を識別するそうだ。指紋認証や虹彩認証のようなものなのだろう。
魔力認証といったところか。ハイテクだ。
それを登録する為には金属板に魔力を流さないといけないのだが、魔力を流せと言われて冒険者になろうとしている人がすぐに流せるわけがないということで血を垂らすのが手っ取り早い、とナイフを受付のおっさんからにっこり笑顔で渡された時は顔が引き攣った。
まさかこんなところで道中やっていた魔法の練習が役立つとは思わなかった。
俺はナイフで指を切ったりすることなく金属板に魔力を流すことができた。
金属板に魔力を流すと、金属板が淡く輝いて複雑な文様を描いた。そして、中央にはめ込まれた金属プレートに何かが刻まれていった。
金属プレートの大きさは、5センチほどで俺の名前が異世界の言葉で刻印されている。それと識別番号のような文字列と名前の左上に黒い小さなガラス玉のようなものが三つ、装飾としてあった。
これで完成らしい。受付のおっさんが中央の金属プレートを外して紐を通したものを俺に渡してきた。これが俺の冒険者ギルドのギルド員としての識別票みたいだ。無くさないように普段、首にかけているようにと言われた。
再発行は可能らしいが、費用を聞いてみたら銀貨40枚くらいと言われたので絶対無くさないようにしようと思った。タマモは自分の識別票を興味なさげに眺めた後、胸の谷間に仕舞い込んでいた。
ちなみに銀貨40枚は、俺の手持ちの金が半分吹き飛ぶくらいの額だ。
今の俺の手持ちは銅貨いっぱいに銀貨10枚に大銀貨が3枚だ。大銀貨は銀貨にして25枚分に相当するから銀貨にして85枚あるということになる。もっと言うと、銀貨85枚は五人家族の生活費三ヵ月に相当する。
こつこつと薬草を集めたり、雑貨屋のおっさんから砂糖や飴を物々交換だけでなくお金で売ったりして貯めたものだ。あと、行商人のダガスのおっさんに飴玉を追加で売った時に得たものだ。大銀貨2枚はその時の飴玉の値段なので、かなりぼったくったと言えるかもしれない。ダガスのおっさんからその値段で交渉してきたので文句はないはずだ。
一通りの手続きが終わって登録料として俺とタマモは受付のおっさんに銀貨を3枚ずつ支払った。
これで俺は、晴れて冒険者になったということだ。
「では、次は当ギルドのシステムについてお話します」
まだあるのか。
「はい。まだまだ続きます。よろしいですか? 」
顔に出ていたのかおっさんに苦笑気味に言われた。俺には頷くしか選択肢はない。
タマモは退屈そうに欠伸を噛み殺して、胸の谷間から包装された飴玉を取り出して口を含んでいた。いや、谷間に仕舞ってたら体温で飴が溶けるだろ。
そうして、俺はおっさんからギルドのシステムについて教わった。
冒険者ギルドの役割は大きく分けて七つある。
一つ目は、人に害を為す魔物の討伐。
二つ目は、人に益を為す薬草、魔物由来の素材の採集。
三つ目は、人外未踏の魔境の探索、開拓。
四つ目は、ダンジョンの探索、踏破。
五つ目は、荒くれ者の雇用と人材派遣。
六つ目は、出自に捕らわれない才能ある者の発掘、育成。
七つ目は、国に縛られないモンスターという災厄に備えた自由戦力。
一つ目から四つ目の役割は、冒険者ギルド設立以前に存在した魔物を狩るハンターや人外未踏の魔境の探索を行う冒険者、魔物を生み出す魔物やそれを模した神が遺したダンジョンを探索する探索者の役割を引き継いだものなのだそうだ。
ギルド設立された際にそれらの職業は冒険者に統合されたそうだが、今でもおっさんのようなギルドに加入していない土着のハンターなどは一定数存在するそうだ。
五つ目と六つ目は、出自が怪しい者や荒くれ者を雇用し管理することで、そのあり余った力を魔物の討伐という利益に貢献してもらい、治安維持を行う。街の雑用なども請け負っているのでハローワークのような役割も担っているのだろう。
そして、七つ目は、地球には存在しなかった魔物という存在に備えた国家の枠に縛られない戦力。
地球には存在しなかった魔物は、人類に富みや力を生み出した一方で生きた災厄という側面も持っている。強大な魔物の出現で、村や街が地図から消えることなんていうのは人類の歴史の中ではザラであり、魔物によって国が滅んだのも5つ、6つでは済まされない。国同士との戦争や侵略によって滅んだ国の数よりも多いというのだからこの世界の人類にとって魔物は天敵と言えた。一方で魔物を使役するような文明が発達しているので人類の発展は魔物のお陰ともいえるし、人類の停滞は魔物のせいともいえる複雑な関係が魔物と人類の間で構築されているようだ。
と、話が逸れたが、そんな魔物に対応するには国の保有する戦力では手が足りず、また金も足りない。だから冒険者ギルドが存在するのだそうだ。
冒険者ギルドは、国の認可をもらう為に少なくない額の税金を納めたりしてるそうだ。後、国同士の戦争に関しては冒険者ギルドとしては中立かつ相互不干渉なのだそうだ。
なんて長々とギルドの在り方、役割を受付のおっさんから聞いたりしたが、タマモはうたた寝を始めてしまって受付のおっさんを苦笑させていた。
俺がすみませんと軽く謝ると受付のおっさんは、仕方ないとばかりに笑っていた。
「毎度のことです。それよりもあなたがこんなにも興味を示すとは思わなかったです」
タマモがうたた寝しているよりも普通の冒険者なら聞き流すようなことを俺が熱心に聞いている事の方が受付のおっさんには意外だったようだ。そうか?
その後、タマモを揺すって起こして、受付のおっさんに話の続きを話してもらった。
次は、冒険者のランク制度やクエストの受け方であったのでタマモも眠そうにしながらも聞いていた。
冒険者は大きく分けて黒、黄、赤、青、緑、白の六色六段階に分けられていて、ギルド証の装飾につけられている3つの玉の色で区別されるらしい。左から順に色が変わっていき、全部の色が変われば晴れてランクアップということになるらしい。つまり、今の俺やタマモは黒3ということになる。依頼を熟してギルドから評価されれば左の玉の色が黄色に変わり、黒2になるそうだ。
玉の色が変わる条件は、様々だそうだ。俺たち黒であれば、食肉や毛皮目的の比較的弱い魔物の討伐を一定数達成、街の雑用を一定数達成、薬草などの採集を一定数達成で色が変わるらしい。
どれか一つ出来れば色が一つ変わるが、全て達成しなければ色が全部変わらないそうだ。
ちなみにより上のランクにもなると、その条件がダンジョンの踏破であったり、商人の護衛任務であったり、魔境の数日間の調査であったりと様々だそうだ。
もちろん、これは必ずしも一人で全て熟す必要はないそうだ。パーティを組んで依頼を達成しても問題はない、というか推奨しているらしい。
上のランクに上がりたければ、仲間を集って連携しなければならないのか。
冒険者は意外とぼっちには厳しいのな。
まぁ、割と理にかなっているとは思う。
そして、依頼は掲示板に張り出されたもので自分の色に見合ったものやギルドからその冒険者の実力に見合った提示されたものを受ける方式らしい。ランクが上がるほどに掲示板に張り出されていない依頼をギルドが冒険者に提示することが増えるそうだ。中には、依頼者から特定の冒険者やパーティを指名した指名依頼とかもあるらしい。
依頼の受注は、一度に複数受けることも可能らしい。しかし、期限を超過してしまうと依頼未達成となり、違約金が発生するそうだ。安くない額なので、無理のない範囲で依頼は受けるようにしよう。
また、パーティの申請の方法も教わった。パーティを組むことの利点は、まずパーティで受けた依頼は達成した際にパーティ全員の評価になるということがあげられる。あと、パーティを組んでいると受けられる依頼の幅も広がるらしい。護衛の任務とか、まず一人では受けられなかったりするらしい。
まぁ、パーティ間で男女間や金銭的ないざこざも生じる可能性があるが、概ね組むのは悪くないことだろう。
「タマモ、俺とお前とでパーティを組むか? 」
「そうじゃのぅ。その方が共に行動がしやすいじゃろうし、悪くないの」
「でしたら、ついでにパーティの申請もしてしまいましょうか。リーダーはどちらがしますか? 」
「こいつで」「こ奴じゃ」
声がハモって思わずタマモと顔を見合わせた。
「お前がなった方がいいだろ」
「何故じゃ。冒険者になりたかったのはケンじゃろう。ケンがやればよかろう」
「儂はやらんからな。トップなど肩苦しゅうて2度とやりとうないわ」
タマモは、譲る気はないとばかりに話を打ち切ってプイッとそっぽを向いてしまった。
「で、どちらがしますか? 」
仕方ない。
「……俺がします」
「わかりました。パーティ名は何にしますか? 」
そうだな……。タマモを見ながら俺は思案する。
銀……狐……
「じゃあ、『シルバーフォックス』でお願いします」
「しるばーふぉっくす? 」
「シルバーフォックス……ちなみにどういった意味ですか? 」
「俺が住んでいた場所で使われていた古い言葉で、意味は銀色の狐だ」
俺はタマモの銀髪をチラリと見て受付のおっさんに答えた。
タマモは、儂のことか? と首を担げていた。
その通りだ。別に仕返しというわけではない。思いついたのがそれくらいしかなかったのだ。
「わかりました。では、その名前で登録しておきます」
「頼みます」
こうして俺とタマモは、『シルバーフォックス』という名前のパーティを結成することとなった。ついでに、長かったギルドの説明もパーティの申請が完了と同時に終わった。
「えらく長くかかったのぅ……」
席を立ったタマモが大きく伸びをして肩を回して固くなった体を解す。
気づけば依頼を終えてきた冒険者たちでギルドの中も人が増えてきていた。酒場も一段と飲んだくれが増えて盛り上がってきているようだ。怒声も聞こえてくるし、あまり近づかないでおこう。
「ケン、どこかで飯にせぬか。ちょうど近くに酒場もあるようじゃし、そこでもよいぞ」
何故、止めとこうと思った傍からそんなことを言ってくるのか。今日あそこに行くのは遠慮したいぞ。
「先に宿だ。ここからちょっと遠いけど、おいしい飯の出る手頃な宿がある。食事はそこでしよう」
俺がそう言うとタマモはえー、と不満げな顔をした。
その口に飴玉を放り込んでやったら、「仕方ないのぅ」と従ってくれた。ちょろい
補足
・祖人
地球の人と大して変わらぬ容姿の人。ただし髪や目の色が人によって異なり色の種類は様々。
種族的な特徴としてどの種族とも子を生しやすく、また成長の伸びしろが幅広い。
・獣人
獣の特徴を有し、頭頂部から獣耳と、尾骶骨付近から尻尾を生やしている。それ以外は、おおよそ祖人と変わらない容姿をしている。特徴である獣は、犬や猫、狐などと様々であり、獣の種ごとに固有の能力を持っている。
種族的な特徴として五感に優れ、身体能力が高い傾向にある。
・蜥蜴人
爬虫類の特徴である鱗や長い舌、尻尾などの特徴を持つ。体の一部に鱗などが見られるが、おおよそ祖人と似た姿をしている。体温は低い傾向にある。
種族的な特徴として熱を感じる器官を有し、斥候に向いている。また、唾液や犬歯から毒を分泌する種もいる。変わり種として甲羅を有する種もいる。
・精霊人
尖った耳が特徴と言えば特徴。
所謂、ドワーフやエルフといった存在がこの種に該当する。
種族的特徴として魔力の扱いに長けており、総じて長寿。祖先とされている精霊の特徴を色濃く受け継いでおり、それに準じた力を持っている。ドワーフであれば土いじりや金属の扱いに長けており、エルフは植物の扱いに長けている。
ネット小説大賞に応募したので、更新頻度あがります。




