シーン35激突。
俺の身体に凄まじい炎の力が注がれてくる。
すると背後に感じるのは…………確かに俺に声をかけてきたあいつの気配。
『さあ…………竜神よ…………今こそ私……鳳凰と共に…………事をなしましょう。』
『おお…………………………任せろ。』
すると俺とフェニックス内で意識が重なる事を俺の力を見て感じ取ったのだろうか…………ケンタウロスは驚き叫ぶ。
『なにっ!!???』
だがもう時既に遅し………………俺…………爆炎のドラゴンとフェニックスの力の融合は今果たされた。
『うおおおおおーーーーーーーーーっ!?いくぞ!!!ケンタウロス!!???』
ドウッと炎を纏い放ち……………俺の身体は超スピードでケンタウロスの真正面に姿を現す!!!
『なにっ!?貴様!?』
ケンタウロスがそう言った瞬間。
俺の右拳はやつの腹にくい込みくの字に曲がる。
『うがあああっ!!!???』
そのまま吹き飛びかけるケンタウロス。
だが俺の行動は炎により加速化されている。
上へと飛びかけたケンタウロスを今度は俺の身体は真上から狙っている。
『なにっ!?早すぎる!!???』
ケンタウロスがそういった瞬間。
『うらああああーーーーーーーーーーっ!?』
俺の拳はケンタウロスの背から両拳の激しい一撃!!!
ズガンっと激しい轟音と共にケンタウロスの身体は地面へと向かう!!!
『うあああっ!!!???』
ドギュウウウーーーーーーーーーーーンっと激しく地面に向かいそのまま激しく地面に衝突するケンタウロスの身体。
そしてドゴオオオーーーーーーーーーーーンっと爆風を上げ衝突するケンタウロス。
大地は震え爆風が辺りに巻き起こる……それは衝撃の大きさを物語っていた。
『『やったか!!???』』
二匹……いや二人の声が響き渡る。
すると冷静に目の前で起こっている事を口にするルキ。
『いえ…………………まだのようです…………お兄ちゃん…………………………。』
次の瞬間……………ボコボコっと瓦礫を跳ね除けケンタウロスはギギギとその鋼鉄ボディから軋む音を立て立ち上がってくる。
『さすが今や機械化した奴のボディだ…………完全に破壊しなければ止まらないのかもしれんな。』
『ええ………だけど…………師匠…………どうやら奴にも限界はありそうであります…………でも大丈夫でありますか!?僕たちの時は三分だったであります。』
『どうかな………あとはあいつがどこまで頑張ってくれるのか…………だがな』
『ええ………見守りましょう…………なあ?お嬢さん。』
ルキは手に抱いていたフェロームのその声に顔を赤らめている。
『そうですね…………でも雷武様………本当に凄いですね。』
『ああ………あとは僕たちが三分という短い時間しか持たなかったフェニックスの力をあいつがどこまで同化を続けられるか……だな。』
『フェリス様……………きっと雷武様なら………フェニックス様のお力を体得しきれると思います。』
『サラ…………ああ……今はあいつを…信じよう。』
そう言ったフェリスの横顔を見て頬を染めたサラはぎゅっとフェリスを抱く手に力がこもる。
『『かっこいい……………ですう♡♡♡』』
わちゃわちゃにも聞こえるあいつらの言葉。
だが俺はそれどころではなかった。
さっきのフェリス達はやく三分の同化で解除された。
俺はどうなるのか!?
だがここまで来て奴を仕留めそこなったら俺たちはケンタウロスの力により全滅してしまうであろう。
それだけはごめんだ……俺はフェニックスの力を得たんだ………………このままケンタウロスを。
するとケンタウロスは最後の攻撃を放とうとしているのだろう。
急激なパワーの上昇。
それは法外な力のように感じてしまう。
俺は構える。
『うおおおおおーーーーーーーーーっ!!!これで終わりだケンタウロス!!!!!!!』
ギュウウウーーーーーーーーーーーーンっと音を立てパワーを集中させているケンタウロス。
そして奴の腕には超巨大な光の矢が装填されているのが見える。
それはバチバチという音を立てている。
きっとかなりのパワーを秘めた光の矢なのだろう。
そしてそれは俺たち全員に向け…………放たれようとしていた。
『お兄ちゃん!!!???』
『ああ……………ケンタウロス………そうはさせん!!!!!フェニックスよ…………俺に今こそ全ての力を。』
そして俺の拳には超圧縮された爆炎の力が宿っていた。
『くっ…………………この力はすげえ………これなら奴を。』
俺たちは互いに最大の力を激突させる!!!!!
『うおおおおおーーーーーーーーーっ!!!』
そして俺たちは。
ドガーーーーーーーーーーーーーン!!!
激しく衝突したんだ。
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