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真マジェスト魔神伝説~魔神雷武と竜巫女~  作者: 黒羽冥


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20/124

シーン20サイクロプスの最後。

俺たち目の前いはあの一つ目の巨人がヒューマン達の手によりマシーン化され……意思なき巨人として立ち尽くす。

そんな奴は恐るべき力を誇示しているのだ。

可哀想だがそんな奴をこのまま放置しておけば地上へ出てしまえば全てが滅ぼされてしまうだろう。

だがそいつはきっと心の底では何かを訴えてきているようだ。

その一つの真っ赤に輝く目。

それは何かを物語っているようだった。

だがそれもこれも操られてるのかもしれない。

するとサイクロプスは俺の目を向け震えている。


『おい!!サイクロプス!!!何を戸惑ってるんだ!!!』

『そうだぞ!!!お前に我々がどれだけの金を使い……そしてこの科学を用いここまでの化け物に作り上げたんだぞ!!!今こそ我々の為に動かなければいかんだろう!?分かったならさっさとそいつを仕留めてしまえええ!!!!!』


その見た目が怪しく、何らかの力で操られている様に見えるサイクロプス、ところがそのコントロールされている何かに必死に耐えようとしたサイクロプスは震え動かないよう耐えていたんだ。

すると一人の男が何かを取り出す。

それはなにかの武器だった。


『あれは…………なんでしょう!?』

『分かりません…………ですが何か嫌な予感がします。』


ルキに問われたドライアードもまたサイクロプスの動向を見ながらそう呟く。


『ええい…………もう良い………………お前を我々の機械魔神とした我々の強制コントロールといこうか。』

『ああ………俺たちが作った魔神具に逆らえる魔物など存在しない………例えそれが神と言われた魔物だったとしてもな……………………。』


そう言い放ったヒューマンの男達。

すると男は手にしていたその武具………魔神具と呼ぶそのアイテムを握り構える。


『さあ………………我らが魔神となりしサイクロプスよ…………その力であのドラゴン共を全滅させるのだ………魔神具……………『オーガーズ……メイス』』


武具を構え振り上げる一人のヒューマン。

そして叫び振り下ろす。

次の瞬間。

サイクロプスは手にした巨大な棍棒を振り上げ………赤く光る一つ目を輝かせ、襲いかかってくる!!!!!


『グオオオオオーーーーーーーーーーーッ!?』


完全に操られたであろうサイクロプスの激しい攻撃。

どうやらもう、その強制力によって奴の理性も失われたのだろう。

激しく狂い襲いかかってくるサイクロプス。

だがそれはやはりどこか生物的ではない半ば強制的に動かさせているぎこちなさが残っていたのだ。

またサイクロプスの巨大な棍棒が俺の身体に向け飛んでくる。


『お兄ちゃん!!???』

『雷武様!!!???』

『ああ…………分かっている。』


俺はルキとドライアードへそう答えると拳を握り一歩片足を引く。


『サイクロプス………お前はそのヒューマン達に完全に支配されたようだな………………だが、きっと……ほんのひと握りだが………まだお前には自身が残っていると………俺は思っている。』


俺の右拳は赤く燃え上がり光り輝く。


次の瞬間。


俺の頭上から振り下ろされるサイクロプスの巨大な棍棒。


『そんな…………………くだらねえヒューマンなんかに……………。』


俺は地を蹴り飛び出す。


支配まけるんじゃねえええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!???』


襲い来るサイクロプスの巨大な棍棒。

俺に当たろうとしたその時。

俺は巨大な炎と化し棍棒は身体をすり抜ける。

次の瞬間。

サイクロプスはその瞬間我に返ったかの様に巨大な赤く光を放つ目を大きく開く。

まるでスローモーションの様に俺達の時が止まったかの様な時が流れる。


『さあ……………………俺が引導を渡してやる。』


俺の全身から爆炎が発し激しい炎が拳に集中していく。


『再び眠れ………………サイクロプス……………この地は残されたもの達が引き継ぐハズだ……………お前はこれまでよくやったさ。』


俺の言葉にサイクロプスの一つ目に涙が見えた気がした。


『うおおおおーーーーーーーーーーーっ!!』


俺の拳がサイクロプスのボディに一打目をくらわせる!!!

ドコンっと激しいその衝撃が奴の巨大な身体をくの字に曲げる。

そして。


『はああああああーーーーーーーーーっ!?』


ドガドガドガーーーーーーーーーーーっと繰り出す俺の拳の連撃!!!!!

サイクロプスの身体に激しい連打撃を与える俺。


『終わりだ…………………俺は炎のドラゴンだ………お前の身体は…………………』


俺はパチンっと指を鳴らす。


『燃え上がる。』


ゴオオオオオオーーーーーーーーーーーーッと激し燃え上がるサイクロプス。

サイクロプスの巨大な身体は衝撃により施設の真上まで浮いていた。

残ったヒューマン達を潰すかのように落ちていくサイクロプス。


『うああああーーーーーーーーーっ!?』

『まさか!!サイクロプスが!!!!!』

『『落ちてきやがるーーーーーーーーーーっ!?』』


ズガーーーーーーーーーーーーーーンっとサイクロプスはその巨体で施設事潰し破壊してしまう。

機械で作り上げられたであろう施設に炎が燃え広がり……全てを炎で燃やしていく。


そして。


優しき神であったサイクロプスはその巨体を燃やし………。

消えていったんだ。

お読みくださりありがとうございました。


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