ニュースと面会
「今ね、青蘭高校に電話してきたんだけどその事故があったにはあったんだけど、その時に外国人はいなかったんだよ。」
「あ、すみません。ロイスは異世界での名前でした。地球では小出晴人って名前でした」
「え、本当かい!?確かにその名前は被害者の中にあったな。」
「一応、ご家族と連絡取ってみるから待っててね」
そう言って警察の人は部屋を出て行った。
数分後、警察の人は戻ってくると戸惑いながら言う。
「ご両親が一度会いたいそうだ、場を設けるから今日は署に泊まっていきなさい」
「そうですか、ありがとうございます」
僕が警察署でゆっくりしていると事件が起きた。
そこにらあったテレビでニュースが流れていたのだがそこには僕が映っている。
なんだこれ!?
誰かが撮って動画サイトにあげやがったな!!
かなりバズっていた。
再生回数1000万回突破しているではないか!!!
たった半日ほどでだ。
どうなっている!!
動画のタイトルは
【池袋にガチ魔法使いが現れた】だった。
普通信じないだろ!!
ニュースでは最後警察に連れていかれたところまでの動画が映っていたため、今警察署内は電話が殺到している。
「やぁ君のおかげで大忙しだよ」
警察の人に嫌味を言われる始末だ。
そこへ警察署長が現れた。
「君、ちゃんと話を聞きたい、今いいかね?」
「え、ええ、大丈夫です」
僕は警察署長の険しい表情に少し驚きながら返答する。
「君もニュース見たようだね。今ね、この建物の外はマスコミが大勢張っている状態なんだ。まずは事実確認をしたいんだが君は本当にあの事件の生き残りなのかい?」
「はい、そうです。正確には一回あの事件で死んでいるのですが7人全員が異世界に生まれ変わったんです。そして、僕は14年かけて戻ってきたってわけなんですがまだ他の6人は見つけられてなくて…。あと顔は前世と同じらしく髪色や肌の色は違ってます。なので両親が見ればわかると思います。」
「そうか、では君のご両親と面会ののち本人確認ができしだい会見を開く。これは異例中の異例なので警視庁本部の者もくるのでその時はまた同じ質問などされるとは思うが答えて欲しい。」
「はい、わかりました」
こうして、急遽明日の面会が今日になりこれから両親が来ることになった。
久々だな会うの。
どんな顔してくるのかな。




