閑話 先生の異世界生活３

生徒たちは今８歳くらいかな？

最近、風間くん以外に２人見つけた。

１人は小出くんでこっちの世界だとロイスくんという名前でやってるみたい。

あの子のステータスを鑑定したところ凄い強かったので驚きはしたけど、安心もした。

お金も困ってないみたい！

なんか、ロスハルト商店っていう飲食店も経営してるし！

小出くんは見てなくても大丈夫そうね！

そして、もう１人は赤坂さんだ。

赤坂さんはモーリス聖教国のかなり辺境に住んでいたのだ。

風間くんもモーリスだが正反対のところにいるので出会うことはなかなかないだろう。

最近は彼女のことを心配しながら見ている。

彼女優しすぎるから危なっかしいのよ！

こんな世界でみんなに優しくしてたら自分がやられたり、良くない運命を辿ってしまう。

でも、彼女は荊の道を進むことを決めたようだった。

私はあとの３人もあの子達が成人する前までに場所を把握しておくことを目標に動いている。

そして、そのことで千里眼の凄い使い方をマスターしたのだ！！

それは画面を分けることができたのだ！

目を閉じると自分を上から見る画面と風間くんの画面、赤坂さんの画面と分かれている。

小出くんはまぁいいとして、このようにして、目を閉じるとすぐに対象の人物が見えるのだ。

私はあと３人を寝る間も惜しんでさ探す。

私だけ大人なんだから頑張らなくっちゃ！