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アリスお嬢様と襲撃

バタバタしてきます



じゃじゃ馬姫は驚愕の表情をしながらこちらへ迫ってくる。






「アリス、本当だ。こやつが開発者だ」



名前アリスって言うのか…




お嬢様はこちらをじーと見つめて


「お父様が嘘つくわけないし……。本当なの?あなた!」




僕が答える前にマークが声をあげた。




「はい、その通りでございます」



「あら、マークじゃない!なんでここにいるの?」




「僕はロイス君が王城が初めてだということで付き添いでやって来ました。僕たちは同じクラスの友人なのです」





「あらそうなの。ってことは私の友人ですわね!よろしくロイス!」




なんて無茶苦茶な!!


アリスお嬢様はジャイ◯ンみたいな性格をしているみたいだな。




「は…はい、よろしくお願い致します」





「アリス、もう良いな。話の続きは客間でしなさい。」




国王は少しうんざりした表情が見えなくもない。


大変なんだな国王も……。







そして、このイベントが終わり客間に移動した。






こうしてアリスお嬢様を間近で見るとあり得ないくらい顔が整っている。

歳は15歳くらいだろうか、胸の膨らみもかなりのもんだ。


絶世の美女とはこのことを言うんだな。





「あなたも魔法師学校いってるの?」



「はい、マークと同じクラスです」





「そうなの。わたしも主席で卒業したわ!今度魔法見せてみなさいよ」




「はい、喜んで」






「ところでアリスお嬢様、マヨネーズ好きだったんですね!」




「マーク!そうなのよ!こんな調味料私はじめてだわ!!ほっぺが落ちそうなくらい!!」




「ありがとうございます。喜んでもらえたようでよかったです」




「ロイス、あなたこれはどのくらいつくれるものなの?」



「今、わたくしの小さな工房で作っているだけなので数が少ないのです」



「大きな工場と材料が揃えばいくらでも作れますよ。ただ急に増やしすぎると市場が破壊されてしまうので始めはだんだん増やしていくことにしているのです」




「まあ!いろいろ考えているのね!その年で大したもんだわ!」



「ありがとうございます」




「マヨネーズは少しでもいいから王城に届けて欲しいのだけれどいいかしら?」



「それなら大丈夫ですよ!」




「直談判しに来たかいがあったわ!」




「では、お嬢様行きましょう。次の予定まで時間が迫っております。」


執事がビシッと礼をして言う。



「わかったわ!じゃあまたね!マークとロイス!」




「はい」




執事とお嬢様は部屋を出ていった。









そのあと僕はまた臨時収入で褒美を貰ってしまった。

白金貨20枚だった。これ多くないか?





そう、お金のあれやこれを考えているとそれは起こった。









ドカンッ!!!!






「何の音だ!?」


「さぁ?爆発みたいな音に聞こえだが?」





「こう言う時は動かないことである!じっとしているのである」



ピエールは冷静に対応する。





僕は魔力操作して、王城の察知を行う。




「マーク!北側で多分アリスお嬢様が襲われている!」



「何だって!?早く助けに行かないとっ!」




「待つのである!危険なので行かせるわけにはいかないのである!」





「そうですね、マーク!ピエールさんと待っててくれ!僕が助けてくるから」




「そんな!僕もいくよ!」



「マーク!今察知したところかなり強力な魔力を持ったやつがいるみたいだ。だから足手まといだ」




「そんな……」




「ロイス様は大丈夫なのですか?」




「僕は全然平気ですよ!」




「では、任せたのである」





僕は莫大な魔力を体に纏い身体能力を引き上げ、王城を一気に駆け抜け北側に向かう。



ここは

さっき馬車を降りたあたりか




馬車に乗るところを襲撃されたのかもしれないな。






そこは爆発跡と壊れた馬車があり、お嬢様の執事が誰かと戦っていた。




戦っている相手は黒いフードを被り顔はわからない。




僕はそんなのおかまいなしに風魔法カマイタチを使う。



「カマイタチ!!」



フードの相手は一瞬で縦横十字に切断された。




「大丈夫ですか?執事の人!」



「ありがとうございます。さっきのマーク様のお友達ですね」




「はい、僕はアリスお嬢様を追いますがあなたはどうしますか?」




「わたくしも同行致します。」



執事は死体をすぐに確認し、僕についてくるといってきた。




「わかりました。行きましょう。ついて来てください!場所は察知してあります。あと回復(ヒール)をかけときますね」




僕は光魔法の回復(ヒール)を唱えると

執事の体を白い光が包み込む。



「なんとっ!回復力が凄まじいですね。ありがとうございます!」





そして、

2人はお嬢様の元に向かっていった。




バタバタしています

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