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閑話 アルスの学園生活3

大会です



あれからというものクラウスとはあまり話さないがお互いに意識しているのがわかる。



学年にも話は広まり、模擬戦の観戦にくる生徒や先生が増えていった。



だが模擬戦を行うが引き分け続きだ。




50戦して50分けである。




そして、それに付随して調子に乗っている1年生ということでクラウスも俺も先輩からの決闘があとをたたないが返り討ちにしている。



そんな学生生活ももうすぐ1年になる。






そして、年度末には王国主催の武闘大会があり、そこでは一般の部と学生の部がある。




俺とクラウスは先生からの推薦により出場することになってた。





この大会で勝負を決めてやる。








ーーー武闘大会当日ーーー



大会は王都にあるコロッセオで行われる。


トーナメントになっており、戦闘不能になるか、場外、参った、このどれかで負けが決まる。




コロッセオの観客は7000人収容可能でこの日は満席だ。





選手入場でコロッセオの真ん中には出場選手が入場し、出揃った。





「よう!クラウス!今日こそ勝つからな!」



「いや。負けない」







そして、トーナメントが始まった。




1年生は俺たちだけだが決闘したことある奴らもいるのでそいつらには負けないだろう。



ただ、実力を見たことない3年が数人いた。




その先輩は2回戦で当たった。


しかし、見掛け倒しの力馬鹿でパワーは確かに凄くて会場をボロボロにするほどだ。



だか、躱してしまえば何ともない。





クラウスとは逆のブロックなので当たるとしたら決勝なのでそれは安心だ。





準決勝は3年生の主席、生徒会長だ。




この人は女騎士として有名でスピードと的確に急所を突くことで学校では恐怖の象徴として噂がまわっている。



見た目はかなりの美人で黒髪ロング、目はスッと切れ長で気品がある。


睨まれたら少しゾッとする。





その試合は相手のペースで終始進んでいき、やはり主席、強い。



攻撃するスキがまるでなく。





俺は負けてしまった……。






「残念だったな。私の勝ちだ。お前は強い。騎士団で待っているぞ。」




「くそッ!!」






そして、クラウスも準決勝で3年の次席に負けた。







ーーー閉会式ーーー




「俺らはまだまだだったな……。」





「……そうだな。」





俺とクラウスはそう話しながら悔やんでいた。







こうして、長い様で早かった1年生が幕を閉じた。











ーーー2年生・冬ーーー




もうすぐアイツが来る時期か……。




どのくらい強くなってるか楽しみだ。






やっとロイス来ます

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