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189 罠設置! まさかの展開に……!

 

 翌日、いつものように森へ出て料理作りを始める。


 今日はミートソースパスタを作ってみる。


 パスタは粉から作ると大変だが、幸いお店で売っていた。


 だから茹でるだけでいい。


 残るはミートソースのみ。


 これもそれほど難易度は高くないはず。


 なので、ここは大容量調理にチャレンジしてみる。


 寸胴を使って一度に大量に作ってみるのだ。


「それじゃあ、恒例の鞄を置きますか」


 料理をする前の儀式と化した鞄を置き、盗まれますようにと念を注ぐ。


 儀式を終えた俺は、早速ログハウスへ入って料理の準備を始めた


 それから数時間後。


「満足の行くものができたな」


 ふぅ、と息を吐きつつ額を拭う。


 俺の目の前にはミートソースが入った寸胴が二つ。


 大量に作ったため、分量と火加減に苦戦したが、二つとも満足のいく出来となった。


 茹で上がったパスタはすでにアイテムボックスへ収納済みだ。


 後は工房に帰ってパスタとソースを絡めればいい。


『美味しそうな匂いだね。ミミ、お腹が減ってきたの』


「もう少しで夕食だからね。我慢できる?」


『うん、頑張るの! おかわりしてもいい?』


「どうぞどうぞ」


『やったー!』


 ミミが食べる前からおかわりの予約を入れてくる。


 この食いしん坊さんめ。


 片づけを終えた俺は、ログハウスを出て鞄を確認。


 だが、今日も置き引きトラップは空振り。


 中々成果がでない。やはり対象範囲が広すぎて、俺一人では遭遇するのも難しい。


 ちょっと帰りに冒険者ギルドに寄って、情報収集でもしてみるか。


 そう思い立ち、ギルドで置き引きについて聞いてまわった。


 しかし、犯人の目撃情報がないという事前情報通り、手がかりらしい手がかりがない。


 実際に盗まれた人にも何人か出会えて、当時の話を聞けたが、参考になるような情報はなかった。


 とにかく、共通点や関連性がないのだ。


 これは苦戦しそうだ。


 ギルドでの情報収集が空振りに終わった後、ついでに隣の素材買取所でモンスターの解体を依頼していく。


 シンディーさんからは、今回は解体したものを持ち込まないのかと聞かれるも、適当に誤魔化した。


 自分で解体したものを持ち込むルールは事前に決めていたので、それを守るつもりだ。


 その後、工房へ帰り夕食となった。


 今回のミートソースパスタも二人に好評で、とても美味しそうに食べてもらえた。


 特に、ミミが山のようなパスタを平らげる姿は圧巻であった。


 翌日、解体が終わった素材の買い取りをお願いした。


 最近は錬金術で魔石を使うことがあるので、魔石は売らずに引き取る。


 後、料理の材料という事で肉も引き取った。


 料理をする時は、毎回作り置きを考えて大量に調理しているので材料の減りが早い。


 そのため、肉はいくらあっても困らない状態だ。


 残りの素材は全て買い取ってもらい、合計金額は金貨百十三枚。


 今回持ち込んだ数は加減して三十体。


 魔石と肉を引き取った上に、鉄級と銅級の討伐依頼で見かける個体をメインにしたせいか、価格は低め。それでも懐は充分に潤った。


 その後は、いつも通り料理のため森へ向かった。



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