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152話 再びの冒険者会議 2


「カミーユさん、お久しぶりですね!!」


「な、なによ急に……」


「いえいえ、ネプトさん達、イノセントのお二人を紹介してくれたのは本当に感謝してますし」


 カミーユは嫌味ったらしく近づいてきたけど、私は逆に元気いっぱいに反応してみた。案の定、彼女は戸惑っている。


「たまたまだっての、あんなの。というか……ネプトとかを顧客に出来たわけ?」


「はい、もうバッチリですよ!」


 ネプトさんとアンジェリーナさんの二人が来てくれるのは不定期だけど、その購入金額は破格だ。シグルドさんに次ぐレベルだし。冒険者ランキング1位の人達以上に買い物をしてくれるシグルドさんが異常なだけだ。


「あっそ。まあ、良かったんじゃない? 私にはどうでも良いことだけどさ」


カミーユは興味なさそうに後ろ髪を弄っているけれど、そのしぐさがとてもセクシーだった。大胆な服装と相まって猶更に……。これで性格が良ければ死ぬほどモテるんでしょうね。なんだか勿体ないような。まあ、見た目が良いから性格が尖ってるのか……。


そんな態度を取っているカミーユだけど、後ろに居た彼女の仲間が、なんだかニヤニヤと笑っていた。


「ツンデレってやつかね、これは」


「相変わらずだな、本当に」


「はっ? なんか言った?」


「い、いやぁ……なにも言ってないぜ?」


「ふん……!」



 わ~お、怖い怖い……流石はグリフォンにも臆せずにファイアーボール打ち込む人なだけあるわ。仲間にも容赦ないっていうか。お仲間さんもカミーユに臆せず物を言う辺り、かなりの実力者なんだろうけど。


「アイラ、こんにちは。また会ったね」


「あっ、サイフォスさん! こんにちは~~!」


 サイフォスさんも私の存在に気付いて話しかけてくれた。彼は私よりも2歳年上なだけだけど、5位の冒険者チームのリーダーなのよね。いやぁ、すごいわ本当に。ちょうど私がお店に居ない時だったらしいけど、何度か来てくれていたみたいだし。


「今日も冒険者会議か……緊張するね、やっぱり」


「へえ、そうなものですか?」


「そりゃあ、やっぱりね……あの、強力なメンバーを見るとどうしてもね」


「ああ~~なるほど……」


 サイフォスさんの言いたいことが分かったような気がした。戦闘に関しては素人の私でも、明らかに雰囲気が違うことが分かるもの。これもグリフォン討伐に参加した成果かしら? 隣に立っているカミーユも真剣な表情になっているし。


「だからだな、シグルド。いくらエリクサーを大量に仕入れられると言っても、単独での冒険は本当に危険なんだ。ましてや、メビウスダンジョンのような高難易度のダンジョンは」


「ああ、分かっている。耳元で大声を出すな……昨日の酒がまだ残っているんだ」


「貴様は……! 私は真剣にだな……」


「ふふふ、冒険者会議への参加は久しぶりか。いいね、この雰囲気……ビリビリとしたものを感じるのだよ」


「ええ、悪くない。感覚が研ぎ澄まされる」


 現在の冒険者ランキングトップの方々がお見えになりましたね。いや~~~壮観です。アルファさん以外の人とはそれなりに交流があるから彼らの強さは分かっているつもりだ。あのオイゲン商会も単なる雑魚とばかりに潰されたしね……。


 シグルドさんに至っては、グリフォン複数体を普通に倒せるらしいし。最早、その域は信じれられないレベルだけど。戦闘というものは初心者でしかないのに、私はなんだか、これから始まる冒険者会議が楽しみで仕方なかった。


 それから……ふふふ、シグルドさんとアルファ・ルファさんの関係も気になるところだしね。


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