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91 織田家 崩壊する

先に書きます。

この物語はフィクションです。

かなり無理があります。


京屋敷で一晩ぐっすり寝た朝、騒がし音で目が覚めた。


秀吉が、慌てて出ていくのが見えた。


光泰「何か御座いましたか?」

秀長「御屋形様が亡くなられたと知らせが届いたそうで御座います」


???織田信忠が?何故?爆発には巻き込まれて居ないはずだが。


光泰「誰に殺されたので御座いますか?」

秀長「詳しい事は解りませぬ。

   兄上が確かめに参って居ります故、暫しお待ちを」


一城主である僕が、出しゃばる余地は無いか。

信長か秀吉の指示を待つか。


しかし秀長さんは秀吉の弟だよな?余り似てないな。

秀吉はガチで猿だったけど、秀長さんは切れ者ぽい。

会社の部長さんて感じがする。


そうだ、今の内に濃姫の事を聞いてみよう。

今後の動き次第では、最も影響力があるかもしれないし。


光泰「家老達と話をしたいのじゃが良いか?」

秀長「何を話されるおつもりですかな?」

光泰「濃姫のうひめ様の事を聞きたくてのう。

   何なら立ち会っても良ろしゅう御座います」

秀長「濃姫のひめ様の事ですか?

   構いませぬが、手短にお願い致しまする」

光泰「かたじけない」


部屋には家老達四人が黙って座っていた。


光泰  「帰蝶様の話を聞きたいのじゃが、一番詳しいのは誰じゃ」

斎藤利三「従叔母じゅうしゅくぼの帰蝶様で御座いますか?」


じゅうしゅくぼ?成る程そう言うのか。

ちなみに斎藤利三の前妻は、帰蝶の妹である。(現在は稲葉一鉄の娘)


光泰  「そうじゃ。重祝母じゅうしゅくぼじゃ」

斎藤利三「まず帰蝶様は、安土殿あずちどのか北の方様とお呼びくだされ。

     名を呼ぶのは失礼に成りますぞ」

光泰  「そうか。では安土殿と父上とは、どの様な仲であったのじゃ?」

斎藤利三「言い難い事ですが、安土殿は余り親戚付き合いを致しませぬ」

光泰  「仲が悪かったのか?」

斎藤利三「いえいえ元々気が強く、親戚の者も好き好んで近付こうとは思わず、

     殿も苦手にしておりました」

光泰  「そうか、気が強いか」


話が終わったな。帰蝶と親戚付合いをしていないのか。

そういえばそうだよな。

もし仲が良ければ、斉藤道三が死んだ時に直ぐ頼っていれば、

織田家の家臣に成るのが早かったはずだし。

士官したのは、美濃を出てから十年後ぐらいだと聞いている。


光泰  「しかし、安土殿も本能寺にいたとはのう。

     挨拶しておきたかったのう」

秀長  「はて?居なかったと思いますが?」

光泰  「門番が言っておったぞ。濃姫のうひめ様がどうのこうのと」

斎藤利三「濃姫のひめ樣が何故、安土殿の事を申されるか、

     意味がわかりませぬが」

光泰  「解らぬのか?安土殿は安土城が出来る前は、

     濃姫のうひめ樣と呼ばれていたのであろう」

斎藤利三「誰からお聞きましたかな?間違っておりまする。

     織田家に輿入れされる前までが帰蝶様。

     安土城に入られる前までが鷺山さぎやま殿で御座います」


鷺山さぎやま殿?誰だよ。知らないよ。聞いたことがない。


光泰  「では、濃姫様とは誰じゃ?」

斎藤利三「上様の姉君様で御座います」


???訳わからん。濃姫が信長の姉?歴史が違うぞ。


光泰  「美濃から来たから濃姫と呼ばれて居たのでは無いのか?」

斎藤利三「道三公に嫁いだ後、戻って来たから

     濃姫のひめと呼ばれているので御座います」


つまりこうか?

斉藤道三の娘=帰蝶様→鷺山殿→安土殿

織田信長の姉=道三の嫁→濃姫

帰蝶≠濃姫・・・マジか!!

今まで出ていた、ドラマや漫画や小説はどうする。

いやまだ出てないや。ここ戦国時代だし。

訂正不可能。まさか聖徳太子と同じパターンか。


光泰  「では濃姫様とはどの様なお人じゃ?」

斎藤利三「気が強い御人だと聞いております」


信長の周りには、気の強い女しか居ないのか?


光泰  「両方とも、余り関わらぬ方通いかのう」

斎藤利三「その方が宜しいかと」


光泰  「他の者もそう思うか?」


監視の人も含めて皆、頷いた。


羽柴兵「黒田様がお戻りに成られました」

秀長 「此処を頼む」

羽柴兵「畏まりました」


黒田官兵衛が戻ってきたようだ。

織田信忠の死因が解ったのかな?


あれ?黒田官兵衛を連れて直ぐ戻ってきたぞ。


秀長 「明智殿、直ぐに出立の御準備を」

光泰 「どうされたので御座います」

黒田 「詳しくは言えぬ。坂本城に付いたら話す故、

    指示に従う様に」

光泰 「畏まりました。家老達はどう致しましょう」

黒田 「切腹は延期じゃ。其方そなたらは皆、坂本城に移動致す。

    今後の成り行き次第では・・いや、先の事を話しても仕方あるまい」


様子がおかしい。他にも何かあったか?


茂兵衛「大変で御座います!!!!」


茂兵衛が大急ぎで部屋に入ってきた。


光泰 「今まで何処におった」

茂兵衛「鶏を買いに堺に向かいました所(ゼエ、ゼエ)」

黒田 「此奴は近習であったな(こんな時に鶏とは・・理由が分からぬ)」

光泰 「堺の様子を探らせていたので御座います(嘘です)」

黒田 「そうか(堺か・・何時いつ感づいた!)」

光泰 「落ち着け、結論から先に言え、何が有った」

茂兵衛「津田様が討たれたそうに御座います」

光泰 「義兄上の事か!!」

茂兵衛「作用にて」

黒田 「知られたか・・・」

光泰 「黒田様はご存知で御座いますか」

黒田 「詳しくは知らぬが、信孝が津田信澄殿をあやめたそうじゃ」

光泰 「信孝殿とは三男の?」

黒田 「そうじゃ、今は何処かに逃げておるそうじゃ。

    もう解ったであろう、急がれよ。

    何が起きるか解らぬ、京にいては身動きが取れぬ」


黒田官兵衛はまだ、何か隠している様に感じた。

だが、今は尋ねる時ではない。

急いで坂本城に帰り、今後の動向を見き分けねばならない。


京子姉さんには、もう知らせが届いているのだろうか。

会いに行けそうにないし、後で手紙を書くか。




批判は覚悟しています。

本当は濃姫別人説などありません。

この物語だけです。

斎藤利三だけが喋っていますが、

他の三人と光秀との関係が微妙に違うからです。

斎藤利三は家臣と言うより友人に近い存在です。

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