表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隠し攻略ルートは悪役の私!? 〜乙女ゲームの悪役に転生しましたがヒロインから女神と崇められています〜  作者: 絡鎖
第1章 悪役の私がバッドエンドを回避するまで。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/251

第27話 説得します。

ごめんなさい、本当にとても短いです。

『初めまして〜、お兄さんのお友達の『お前とは友達になったつもりはないからただの同僚だ』酷いなぁもう。照れちゃってぇ〜…………ごめん冗談だってマジな顔すんなよ』


オーマと兄さんに呼ばれていた人は、兄さんと一緒に住んでいるお友達の1人なんだそう。騎士はほとんどが貴族の御子息で平民が少ない。兄さんと一緒に住んでいる人たちは数少ない平民出身のお仲間さん。


仲良さそうで何よりです。


「兄さん……シンの妹の、ローズです。兄さんがお世話になってます」


『ほんとシンは迷惑ばっかりかけるんだよ〜勘弁してほぎゃっ!?』


『ローズ、こいつとは口を利かなくていいんだ。ローズが穢れる』


『まっ、やめっ、待ってお願い、頭から手離しっ、待って待ってそんな本気の浄化やられたら俺が消えちゃうって!!……いやぁあああああああああああああああああ!』


うん、楽しそうだ。向こうが想像できそう。


『シン、オーマの汚ねぇ声が響いてんだよ。口塞げようるせぇんだから』


新しい声。オーマさんってそういうキャラなのかな、いじられというか。本人も楽しんでるみたいな声だからいじめではなさそうだけど。


『悪い、突然出すもんだから対策のしようが無いんだ。耳栓でも突っ込んどけ』


『部屋に結界張りゃいいだろ。そんなやつの野太い悲鳴聴きたくねぇ』


『酷い!助けてくれよ!』


『面倒。自業自得の奴をなんで助けんだよ』


『ごめんな、ローズ。何か話したいことあったんだろ?ちょっとこいつら片付けてからかけ直すな』


『え、俺もかよ!?』


兄さんがそう言うなり、通信は切れた。数秒後すぐに兄さんの声が聞こえてくる。


『待たせた。で、どうしたんだ?』


「えっと……兄さん疲れてるみたいだから、また今度で大丈夫」


『疲れてない!疲れてないぞ!大丈夫だ、話してみろ。俺は大丈夫だから』


本当に大丈夫なのかな?本人が大丈夫っていうなら……。


「私、さ。村を出ようと思ってて。ノアと、ノアのお父さんに誘われたの」


『……は?…………え?……………………はい?え、ちょ、ま、え?は?村を、出る?ノア、と?え?待ってくれ、え?』

読んでくださりありがとうございます。


明日は倍にするので……!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ