表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隠し攻略ルートは悪役の私!? 〜乙女ゲームの悪役に転生しましたがヒロインから女神と崇められています〜  作者: 絡鎖
第4章 悪役の私が世界を知るまで。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

188/251

第21話 状況の説明を求めます。

チャラ男の目の色、片方変わってる。あれ?さっき見た時は同じだったよ。今変わったんだ。右目だけ、深い紫色に。


「管理オプション!フィールドを半永久固定!」


地面が揺れている。チャラ男は何をしようとしたの?対象物の消去、って言ってた。何を消すつもりだった?


ルスとチャラ男のやり取りの、この管理オプションだとか創造権限だとかもよくわからない。ルスはまだわかる。神、だから。世界の何かのことなんだろうな。管理、とかオプション、とか。でもチャラ男は?


「創造権限。対象人物の完全消去を……っ、あ”……っ!?うぅ……!」


「馬鹿だね、そっちはボクの領域だ。ふむ……でも、君ももう終わりだね。個体権限レベルの更新が終了したから、もう」


「創造、権限っ!指定領域内の空気純度変更!最低値に!」


チャラ男がその言葉を発した次の瞬間、苦しくなる。呼吸がし辛い。


空気純度を最低値?汚いの?有害?よくわからなくなってきた。あ、ルフトが倒れた。ルスが怒った顔して何かチャラ男に言ってる。吸う、だめ、綺麗な空気を、汚いのは、吸ったらだめ、綺麗な空気を吸う、すう…………


「【きゅ、う、しゅう】……」


「【浄化】っ!ローズ大丈夫か!?」


「え〜いっこんなものっ!」


私が魔法を使ったのと兄さんとシーナが魔法を使ったタイミングは同じだった。


風が吹き抜け、呼吸が楽になる。


「フィールドの状態をリセット。もう大丈夫。……ねぇ、ボクの世界、勝手に弄らないで。君は何なの?君がしていることをボクは望んでない、まず話が通じないのは奴と同化してるせい?ソレ、消したいの。自分から死んでくれるならそれでいいけど、嫌でしょ?抵抗しないでくれない?」


「いえ、俺は普通です。フルムは完全に取り込んだので影響はありません。ルス神こそ、なぜ忌むべき闇と共に行動しているのですか?貴方の世界を汚すものでしょう。それは器が原因ですか?器の精神に引き摺られた?48番はまだしぶとく残っているんですか?それを許しているんですか?なぜ消し去らないのです?ヒトなど貴方が創ったものだ、ひとつの命程度、魂程度どうでも良いでしょう?俺がいけなかった?洗脳具合?壊し足りなかった?弱らせきれていなかった?何が不満なのです。俺は貴方に必要なことのみをただしているだけです。何故止めるのです。貴方が、貴方があんな表情で……。いえ。それも全て終わらせるので関係ありません。大方終了したようです。すぐに終わらせるので、あと少し、少しだけ待っていてください。そうしたら、貴方もわかってくださるはずです」


さっきまでの戦闘(と言えるのかは謎だけど)が嘘だったかのように、チャラ男は静かな笑みを浮かべるとその場から消えた。


転移したのか。


戻ったの?戻ったとして、何で来たんだろう。最初から来なければそのチャラ男のしていることも進んだんじゃない?


「あいつ普通じゃないって。話通じないわ。どうかしてる。はぁ……奴はあいつが取り込んだのか。だから。ふーん。…………ぁ?くっそあいつ面倒なことをっ!」


普通じゃないのは前から同じだな、なんて考えてたらルスまで消えた。


わからないこと多すぎてついて行けない。

感想ありがとうございます!

今回のフィールドとかもそうです。ローズとシーナ以外理解できてないです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ