表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隠し攻略ルートは悪役の私!? 〜乙女ゲームの悪役に転生しましたがヒロインから女神と崇められています〜  作者: 絡鎖
第4章 悪役の私が世界を知るまで。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

177/251

第13話 まだやる事と謎は残りますね。

短い戦闘をしたあの部屋に戻ってきていた。


スッキリした顔の兄さんも。あの人がどうなったのかは聞かない。聞けない。ルスでさえ兄さんを見て「あはは」って言ったきりさっきのことは口に出さない。だから私も賢明な判断をする。


「教皇には逃げられた。追いつくはずだったのに消えたっていうか……。私が見逃した通路があったのかも。ごめん……」


「はぁ!?なんだそ────」


「あんな沢山やってくれた後だし、気にしないで」


兄さんが戻ってきて少しした後にシーナとルフトは戻ってきた。それまでずっと追いかけ探してくれたってことだよね。感謝。


シーナが色々やってくれてるから助かってる部分もあるんだし、さっきの戦闘だって充分以上に活躍してくれてた。本気でかかってくる相手に手加減して無力化するなんて難しいことしてくれたんだもん。しかも、誰も何も言ってないんだよ、殺すなとか。


「うぅ……女神が女神だ……ありがとうございます……報われました……」


「……ふん。普通ならあり得ないからな」


「そんなの私が1番わかってますぅー」


兄さんはもう少しシーナを労ってあげていいと思う。


「とりあえず残っている“否定派の仲間”とやらを殲滅しに行くべきだと思いますが。憂いは全て消し去るべきです」


「もうひと暴れできる?どこへ行けばいいのかしら?すぐに行けるわ!」


そうなんだよね、これで終わりじゃない。


もしシーナが教皇連れてきてたとしても、残った人たちはまだまだいるわけだし、ルス教に追われなくなっただけで世界の闇への認識は変わらない。ついでに『銀髪の女が闇属性で暴れて逃げている』という情報だって消えない。まだ男装しなくちゃならんのか。


怖いね、ルス教ネットワーク。ナメたらいけない。


「それもそうだな。よし、じゃあ二手に分かれよう。コイツらの対処と、残党狩りと。俺は残る」


「私はもちろん行くわ!」


「お伴します」


「ん、じゃあ私も行く。るーくん、女神のこと頼んだからね」


「あ、私も行きます!」


セネル、エスペラール、シーナ、ミーシャの4人が行く。


なら私は残る人かな。……何も動いてないのにいいのかな?


「……ふっ、仲間の居場所なんて見つけられないさ。そこの神の力さえ及ばない場所だ。最高の結界で隠してある。見つける前に反撃開始だ」


「…………ふむ。おかしな所を探せば見つけられそうかな?見つけたらそれはそれでボクに不利なことになりそうだけどね。……大体予想できているよ。ボクの力が及ばない、ねぇ……」


神否定派の拠点を見つけてルスが不利になる。


弱体化とか?もうそこに教皇がいるのなら本当に不利だね。教皇ならルスを倒せるんでしょ?


ていうかそもそもなんでルス教はルスを信仰するのにそのルスを殺そうなんて発想が生まれたんだろう?なんで神否定派だなんて……。わけがわからないね。

ここまで話数が増えてくるとだんだん読まれなくなりますね……まさかここまで続くとは思わなかった……最初から残ってくださっている方は果たして何人いるのか……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ