人物紹介、軽いまとめ。ネタバレ。

ローズ

主人公。この世界の乙女ゲームの悪役として登場する。だが前世の記憶でこの世界が乙女ゲームであることを思い出す。

「ヒロインが残念すぎる……」

青の強い銀髪に、鋭い黄色の瞳。中性的な容貌に話し方。

ノアが推し。

闇属性の魔法を使う。

シーナ

ゲームではヒロイン。転生者。だが推しはローズ。色々暴走しているがこれが彼女の平常運転。ローズ(女神)激推し。過激派。

「前はみんな女神を悪役って言って嫌ってたから私が独り占めできてたんだけど、ここじゃ女神は女神だよね……アレクくん？なんで女神の良さがわからないのか謎。ノア……その名は言ってはならないぞ」

ゆるふわ金髪の可愛らしい女の子。色々残念。

ちなみに限定ポスターの絵柄は背中が大きく出るドレスを着たローズだった。一目見て鼻血が出た。

風属性の魔法を使う。

シン

ローズの兄。シーナへの態度を急変させた妹を怪しんでいたが、ローズの嫌いにならないでという言葉にやられシスコン兄へ変化した。

「駄目だ、こんな可愛い妹。外に出したくない。みんな虜になっちまう」

白みの強い銀髪に緑の瞳。騎士。筋肉ムキムキの男……ではない。騎士なのにがっつりしてないねなんて彼に言った日には地獄を見ることになる。

光属性の魔法を使う。

ノア

旅人。父親の怪我を治すためにこの村に立ち寄った。何を思っているのかローズによく絡むが、それはローズルートの時の（シーナからしたら）悪役だからである。ローズへ危害を与えることはない。

「可愛らしい方ですよね、ローズは」

最近ローズが気になってきている。

背中を覆う程に青く長い髪と同じ青い瞳。爽やかな青年。

シーナのことはローズ関係でからかうと面白い人と思っている。いい遊び道具。

土属性の魔法を使う。

アレク

ローズの幼馴染みであり元婚約者。シーナに落ちた。かわいそうな人。

いわゆる俺様系だが、2人と破局してからそれは鳴りを潜めている。

「……女は信用できない……」

赤みの強い茶髪、光の加減では赤に見えたり。かわいそうなイケメン。

かわいそう。

ちょっと存在忘れてた。

一応次期村長。

火属性の魔法を使う。

ルフト

シーナとこの村に来た天使。シーナのことはしーちゃんと呼んでいる。恋愛感情はなく、少し年上のお姉さんとして接している。

「しーちゃんはね、元からこういう(おかしい)人なんだよ。これは仕方ないんだって。ローズお姉ちゃんが言ってた」

柔らかな金髪の天使。天使。

よそ者を嫌う村の人も彼の笑顔を向けられれば途端に優しく食べ物を分けてくれる。本人曰く「この村の人は優しいね」。自覚無し。

雷属性の魔法を使う。

魔法

火属性

火を司る。火を出せる。火炎放射器なんて目じゃないほどの威力の炎まで出せるようになる。

水属性

水を司る。飲める水出せる。氷へ変化させることも可能だが、お湯は無理。真夏に一国を氷漬けにした魔法使いが過去にいたとかなんとか。

風属性

風を司る。風という実態のないものを魔力を込めて放つことで刃として使うこともできる。切れ味抜群。（切れ味は使い手の技量次第）原理はわからないが上位の魔法では空を飛べるらしい。

土属性

土を司る。植物生やせる。成長速度変化など。村にこの属性の者が生まれるととても重宝される。土と雷は光と闇の次に少ない属性。上位の魔法では金属製生ができる。そして回復。1番使い勝手のいい属性だと思う。

雷属性

雷を司る。上位の魔法では雷雲を起こし大雨を降らせることができる。災害級の大雨のため大昔は神の使いだとか言われていた。戦争の本でよく見る属性。過去に悪く使い犯罪を犯した者がいたためあまりよく見られてない。闇よりはマシ。

光属性

光を司る。希少な属性のため、わかっていないことが多い。対魔物戦で無類の強さを誇り、その光で全ての者を浄化するという。自分や味方の強化はお手の物。良い使い手に守るタイプの結界を張らせれば破られることはそうそうない。

闇属性

闇を司る。同じく希少な上、悪として出てくることが多いためわかっていることは少ない。世間一般（教養がある者）の闇に対する考え方はとても良いとは言えない。