なんか厄介事の気配なんですけど
めちゃくちゃ誤字脱字報告きてました。変換ミスと修正時の抜けやらなんやらが多いですね…。
一部あえてひらがなのままだったりするので、来てた分は全部チェックしました。
一部報告は保留させてもらいました…申し訳ありません。(‘、3_ヽ)_
ひとえに作者の国語力不足です。(‘、3_ヽ)_
「これは、1枚目が『NDA』つまりは秘密保持契約の契約書で、2枚目が『専属探索者登録書』だ。ここから先の話を聞く場合は、少なくとも前者にはサインを貰いたい。」
専属…探索者登録書…?NDAは分かるけど、2枚目は…
「要するに守秘義務というやつですよね?2枚目を私に渡す理由は?」
「それも1枚目にサインを貰えないと話せない。」
おーん。これは、厄介事の予感がするぞ。
「もし、万が一、拒否した場合は?」
「特に何も。ただ、西部支部として黒川君に便宜を図るための、表向きの理由が減る。」
あー、なるほど、これは、厄介な話でありながら、私に対する報酬も兼ねてるのか。つまりはこうだ。私は現在、西部支部に保護されていて、既に協力関係にある。だが、『仮免許の女子高生に西部支部が表だって、便宜を図る。』のは確かに無理だ。しかし、これが『専属探索者への優遇措置』ならば、他の探索者よりも優遇しても、西部支部の裁量権において「いや専属だから。」と抗弁する余地が生まれる訳だ。なるほどね。
「あー、これも報酬のうちなんですね。」
「よく分かったね。…ごほん。これは、あくまで独り言なんだが。」
「水原を止めてくれた、君には受けてほしい。」
そうか。これは十文字さんからの…。
「分かりました。両方にサインさせていただきます。」
「ありがとう。助かるよ。」
********************
「あーやっぱり、佐藤さん達が3階層に進んだんっすね。」
「よく、許可が出たな。佐藤。」
鈴木さんと中川さんだ。あの集団探索の日、奏と利香ちゃん、京ちゃん3人を無事地上まで送り届けてくれたのが、この人達だ。
「まぁ、その件はおいおい。ここに2人がいるってことは、話をしても問題ないってことだからな。」
「霧島さん、お久しぶりです。」
「久しぶりー。中川ー。集団探索の日はー。結局顔を合わせなかったしー、そのあとはドタバタしっ放しだったしねー。」
おや、中川さんと霧島さんは知り合いみたいだね?
「ところで佐藤さん。金田のヤローはどうしたんっすか?当然アイツも来てると思ったんっすけど?」
「…鈴木と中川ならいいか、アイツは2週間絶対安静だ。」
「はぁ!?あの『不撓不屈』が!?」「…ちょっと信じられませんね。多少の怪我ならともかく絶対安静とは。」
「まぁそれも後でだ。立ち話で話せるような内容でもないんでな。」
「そう言えばー。今日は西園寺ちゃんはー?」
「西園寺は我々とは別に、西部支部からの依頼で、今日は別行動です。」
「そっかー。会いたかったんだけどなー。」
「…さて、佐藤、そろそろ私達のことを彼女に紹介してもらっても良いかな?一応は、お互い名前ぐらいは知っているが、ちゃんと挨拶したことがないのでな。」
「そうっすね、あの時は、ちょっと挨拶した程度だったっすからね。一応、呉西商業の授業で、顔と名前は知ってるっすけど。」
そういえばそうだった。
「鈴木、中川。こちらが黒川理恵さんだ。今回の探索にも同行してもらう。西部支部からの仕事だし、ちゃんと許可が出ているので安心してくれ。」
「どうも黒川さん、鈴木俊介っす。今日はよろしくっす!」
「改めて、中川正和です。よろしくお願いしますね。黒川さん。」
「ありがとうございます。黒川理恵です。今日はよろしくお願いします。」
「ところで、風見さん。」
「…言いたいことは分かりますよ佐藤さん。」
「あの2名は?初めて見る顔だが?」
「最近Cランクにあがった、藤井と堺ですね。」
「こんな大事な仕事にか?」
「一応アレでも成績は優秀なんです。西部支部としては、一応期待してるんですよ。」
「大事な仕事にも関わらず、女子高生がいると見るや、舐めた態度をとっているアレが?」
「…そうです。ですがうちも今、動けないものが多いんです。あの日レイド戦で倒れたA・Bランクも数名います。地上での作業員も必要ですし、西園寺さん達には別件を頼んでいて、そっちもかつかつなんです。信頼できる探索者は多くなくて、西部支部としても増やしたいんですよ。あの二人は、NDAも専属契約もサインしてますし、素行調査も問題ありませんでした。一応は信用できます。」
「信じていいのよねー?理恵ちゃんに何かあったら殺してもいいー?」
「勘弁してください。霧島さん…。」
…本当に大丈夫かなぁ?
西園寺「あれ?出番は?」
十文字「君には別の仕事がある。」
西園寺「そんなー!この話の展開を書いてる途中ではあたしいたじゃん!」
十文字「駄々をこねるな。仕事を頼む。」
西園寺「(´・ω・`)」
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触手 in クーラーボックス(仮)
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