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竜と騎士の物語(2)

 王様の下ではたくさんの騎士が仕えていました。甲冑を付けた騎士はとても強く、他の国との戦争でも大変な活躍をしています。騎士の下で戦う兵士の中に一人、ひときわ強いけれど、戦争が大嫌いな兵士がいました。


 その兵士は本当は、小説家になって物語を作り人々に話して聞かせたかったのです。けれど戦争がずっと続いているせいで、とてもそんなことはできません。兵士は仕方なく戦争に加わっていました。一生懸命頑張っているうちに兵士は強くなっていったのでした。


 その兵士がとても強いので、王様は褒美を与えることにしました。王様が大事にしている竜を一匹くれるというのです。兵士は実は竜なんてあまり欲しくなかったのですが、王様がくれるものを断ることはできません。仕方なく兵士は竜を受け取りました。


 その竜はもうだいぶ大きくなってとても強くなっています。時々は、口から火を噴くことだってできるのです。

 竜を受け取った兵士は、位も賜り騎士になりました。竜に乗って戦うのです。戦争が嫌いな兵士は戦争が嫌いな騎士になったのです。ピカピカの甲冑も与えられ、竜に乗って騎士はもっと強くなりました。


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