表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
亜人と歩む ~瑠璃色王のレクイエム~  作者: 夏カボチャ 悠元
第二部 魔界偏 新に掴むべきもの
95/362

片付けあとの風呂の中で

いつもありがとうございます。


魔界編は気楽に書いています。

この作品はほのぼの系ダークファンタジーです。

 朝になり、コウヤ達は別館の片付けを開始した。

 別館の中を掃除する前に別館の周りの草抜きから開始する事にした。


「要らない物は外に出していいからね」とシアンに言われたからだ。


 流石に外に一旦出すにしてもちゃんとした場所に置いて置きたいと考えた三人は草抜きからの開始となったのだ。


 最初は乗り気だったラシャとミーナだったが、手で全てを抜くのは無理と判断し、土魔法“アースハンズ”を発動する事にした。


 そんな中、ゴブリンやオーク達が別館の片付けをすると聞きいて集まって来ていた。


 新な助けを借りて外回りはあっという間に片付ける事が出来ていた。元々花壇だった場所や噴水など、別館の周りには色んな物が隠れていた。


 三人はいよいよ別館の扉を開けた。外からの風でホコリが舞い上がる。コウヤ達は別館の窓を全て開けながら部屋の中を確認していく。


 ベッドなどはカバーが確りしており、直ぐに外で天日干しをする。オーク達がベッドマットを運んでくれたお陰でかなりの時間短縮になっていた。


 次に屋敷の中の掃除を開始する。


 コウヤとゴブリン達はレースでもするかの様に廊下の隅から隅まで走り込んでいく。


 3階建ての別館の窓を掃除するのはエルフ達であった。ラシャが窓を掃除していたのを見て、アルカ達が窓の掃除を始めたのだ。


 各部屋を確認後、使う部屋と使わない部屋を選び、ドアノブにミーナが印のタグを掛けていく。


 最後に浴室や台所等の清掃を開始する。


 そんな中、ミーナがコウヤにあることを伝えに降りてきた。


「コウヤ、三階の一番奥の部屋だけ開かないのよね?」


 そう言われ、コウヤが見に行くと確かに鍵が掛けられており、魔法を解除する魔法迄掛けられていた。

 ドアには裏側から再生魔法を掛けてある為、壊す事も出来ないと言う事実が判明した。


 ラシャがドアを破壊しようとしたからこそこの事実が判明した物であった。



「仕方ないから、シアンさんに聞いてみよう、取り合えず片付けに戻ろう」


 コウヤはそう言うと1階に降りていった。その後をミーナ達も着いていく。全ての片付けが終わった頃には、夕方の鐘が鳴り始めていた。


 それでも、コウヤ達は別館の掃除を終わらせる事に成功した。その間、本館から差し入れの昼食や御茶などが届けられたがシアンの姿は無かった。結局、三階の “開かずの部屋” の事は聞けないままになってしまっていた。


 その日の夕食も本館で御馳走になったがシアンは不在のままであった。そんなシアンが屋敷に戻ってきたのは夕食を終えてから2時間程たってからであった。


 コウヤはどうしても、開かずの部屋の事を確かめたくて仕方無かった。


「シアンさん、お帰りなさい。先にご飯を食べさせて貰いました」


 そう言い頭を下げるとシアンは笑ながら頭をポンと撫でた。


「美味しかったかぁね?」


「美味しかったです」


「其れは良かったぁよ。一緒に食事が出来なくて残念だぁね。片付けはどうだい進んでるのかい?」


 シアンはネクタイを取りながらコウヤに聞いてきた。


「皆の助けがあってなんとか、あと……一部屋を残して全て終りました。其れであの部屋なんですが?」


 動きが止まり、ゆっくりと口を開いくシアン。


「あの部屋はまだコウヤには早い、今は開かずのままにしておいてくれ、此れは忠告ではなく、魔王シアンからの命令と取って欲しい。いいかぁねぇ?」


 本気のシアンの表情は昨晩のシアンと違い、まさに王としての顔付きであった。


「わかりました。ミーナ達にもそう伝えます」


「素直で助かるよ、まぁ、もう入れないように確りと鍵はしてあるがね」


 そう言うと穏やかなシアンの表情に戻っていた。


 シアンから風呂に入ろうと誘われ先に浴室に向かう。別館の浴室は掃除したが使うには掃除不足であり。 その為、ミーナ達が先に風呂に入ることになっていた。


 既に二時間経っていたのでコウヤは二人の存在をスッカリ忘れていた。そして、浴室の脱衣所の扉を開く。


 湯煙が入り口から外に漏れだしうっすらと中の光景が露になると着替え終わった、ラシャとミーナが、うちわを使い涼んでいた。


「……コウヤ」


「ほう、コウヤ? 堂々とドアを開いたものじゃな……覚悟は出来ておろうな!」


 コウヤの顔から血の気がひく…… 笑ながら近づいてくるミーナとラシャの笑顔がこれ程怖いと感じた事はなかった。


 コウヤは正座をさせられ、シアンが来るまでミーナとラシャの御説教をくらったのだった。


 シアンに二時間も占領する方にも問題があると言われ、二人はコウヤを解放した。


 コウヤは次からは、ラシャとミーナが出たかを確認してから脱衣所に入ろうと心に決めた。


 そんなコウヤとシアンは、風呂に入りながら語り合っていた。そして明日からの仕事についてシアンから説明を受けるのであった。

仕事の内容を明日書きます( ・∇・)よろしければお越し下しいね

読んでいただきありがとうございます。

感想や御指摘、誤字などありましたらお教えいただければ幸いです。

ブックマークなども宜しければお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ