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学園支配者生徒会物語  作者: 優木 
生徒会信者生徒編
3/3

テスト、そして。

 もうすぐテスト。俺は授業に出ないからテストも危ない。卒業できるかも危うい。

「俺が教えてやろうか?」

 トベルが言ってきた。

「お前、勉強できるのか?」

「暇つぶしにやっているからな。簡単だ」


 俺とトベルは勉強を開始した。

「とりあえず、数学はとことん問題集でもやってろ。国語は教科書見ながら問題集でもやってろ。理科・社会は教科書見て、音読して、問題集でもやってろ。英語は……イギリスでもいったらどうだ?」

「なんて適当な!」

「俺だって面倒だもの」


 一週間後。テスト当日。

「相沢、どうだ?」

「今の俺なら東大にも受かる気がする」

「すごいなそれは」

「んじゃ、いこうか。トベル!」

「違うクラスだぞ」


「……どうだった?」

「あ、微妙だ」

「……フッ」

「笑うなや。お前はどうなんだ?」

「今日のはまだ帰ってきてないからわからんが、成績で言うとこの学校で4番目くらいだ」

「すごいぞそれ」

 

 数日後、テストがかえってきた。まあ、いままでの俺よりはよかった。順位で言うと、1038人中、390位。そう考えるとけっこういいんじゃないか?


 


「君」

 後ろから声をかけられる。振り返るとソコに見知らぬ男が居た。

「こんにちは。はじめまして、だよね。僕は、この学校の生徒会長だ」

「!」

「いまはまだ、闘いのときではない。でもいつか、戦いのときは来るんじゃないかな。フフ、楽しみにしているよ」

 そういって立ち去った。


 まだ、目標の達成は遠い。それでも一歩ずつ、足を進める俺がいる。


 こんな学校、支配し返してやる!

はい、打ち切りです。続けることが難しくなりました。まだあんまり伏線をだしていなくてよかった。

またいつか、同じような話を書くかもしれません。その時は短編で。

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