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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
第15章 激闘、セイクリア王国

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第506話 天使モーゼス、再び

 お待たせしました、1日遅れの投稿です。


 「モーゼス!」


 「フッフッフ……」


 セイクリア王国王都にて、無事(?)ウィルフレッド達と再会出来たのも束の間、「天使」となったモーゼスと再び対峙する春風達。


 ただ、


 「え、待ってよハル! あいつ、五神教会のモーゼス教主!?」


 「嘘だろ春風! あの人(?)本当にモーゼス教主なの!? なんか若返ってるんだけど!?」


 と、リアナと水音が「信じられない!」と言わんばかりの表情で、春風の肩を掴んでゆっさゆっさと揺らした。


 「お、おおおう?」


 突然のことにちょっと驚いた春風だが、


 (あ、そういえばリアナと水音は別行動してたからモーゼスのこと知らないんだった)


 と納得していると、


 「ん? 待って2人共、あいつが空浮かんでるのについては突っ込みなしかい?」


 と、「おや?」と思って2人に尋ねた。


 すると、


 「「『天使』ならこっちももう見たよ!」」


 と、2人同時にそう答えたので、


 「あ、じゃあこの一件が片付いたら後で報告し合おう。だから取り敢えず、2人共落ち着いて」


 と、春風は2人に落ち着くようにと促した。


 そんなやり取りをしていると、


 「モーゼス! 貴様、クラリッサとイブリーヌをどうした!?」


 と、ウィルフレッドがズイッと前に出てモーゼスに向かってそう尋ねた。


 その質問に対して、モーゼスは「フフ」と不敵に笑うと、


 「ウィルフレッド、貴様が2人に会うことは永遠にない。何故なら……貴様らは全員、ここで死ぬからだ!」


 そう言って、モーゼスはスッと右手を上げた。


 すると、それに続くかのように、兵士達は次々と武器を構え出した。


 『っ!』


 驚く春風達に、モーゼスは更に口を開く。


 「さぁ現れよ、『勇者』達!」


 そう叫んだ次の瞬間、兵士達の前に光のゲートが現れて、そこから春風や水音と同じ年頃くらいの、1人の少年と2人の少女が出てきた。


 その姿を見て、春風の近くにいた小夜子は愕然とする。


 「あ、ああ、裏部(うらべ)山吹(やまぶき)林道(りんどう)!」


 そう、彼らもまた、「地球」から召喚された勇者(クラスメイト)だった。


 3人共、その瞳には一切の光がなかった。


 「え、う、嘘……」


 「ど、どうして!?」


 と、驚いて彼らのもとに近づこうとした彩織と詩織だが、


 「駄目! あの3人は操られているの!」


 と、直ぐに美羽が2人を止めた。


 「え、『操られてる』ってどういうこと!?」


 と、水音が「訳がわからない」と言わんばかりにそう尋ねると、


 「水音、俺との決闘の時、女神マールに操られていた時のこと覚えてる? 今の裏部君達は、まさにその状態なんだ」


 と、春風が目の前の裏部達に視線を向けたまま答えた。


 「な、何だって!? 助ける方法はないの!?」


 と、水音が再びそう尋ねると、


 「大丈夫、彼らの耳に妙なイヤリングがついてるのが見えるだろ? あれを壊せば、みんな元に戻るんだ」


 と、春風はジッと視線を裏部達に向けたまま再びそう答えた。


 しかし、そんなやり取りをするうちに、裏部達も兵士達と同じようにそれぞれの武器を構え出した。


 その後、


 「フッフッフ……」


 と、モーゼスはそう不敵に笑うと、スーッと後ろへ下がるように飛んでいった。


 「! 待て、モーゼス!」


 と、ウィルフレッドが追いかけようとしたが、槍を構えた兵士達に阻まれてしまう。


 「兵士達よ、そこをどいてくれ!」


 と、ウィルフレッドは兵士達にそう命令したが、


 「……申し訳ありません、陛下」


 と、その中の1人が辛そうにそう答えたように、兵士達は皆、命令を聞かない上にグッと槍を握りしめた。


 「く、戦うしかないのかよ」


 と、春風が小さくそう呟くと、


 「春風、ここは私達に任せて、あなたはあの男を追いかけなさい」


 と、凛依冴が春風の肩をポンと叩いた。


 「し、師匠……?」


 と、春風が頭上に「?」を浮かべると、


 「大丈夫、彼らはちゃんと救い出すし、後から私達も追いかけるから」


 と、凛依冴はニコッと笑いながらそう答えた。よく見ると、仲間達も皆、「行ってこい」と言わんばかりの表情になっていた。


 すると、


 「ハル、私も一緒に行くね!」


 と、リアナが春風の隣に立った。


 更に、


 「僕も行くよ、もう春風を1人で行かせたりしない」


 と、水音も春風の逆隣りに立った。


 そして、


 「春風、俺達も行くぞ!」


 「ええ、一緒に行きましょう」


 と、ループスとヘリアテスも側に寄ってきた。


 春風はそんなリアナ達を見てポカンとなると、すぐに真面目な表情になって、


 「みんな……」


 仲間達の方を見て、


 「ごめん、ここ任せた!」


 と、謝罪しながらそう頼むと、


 『おう、任された!』


 と、仲間達は笑顔でそう返した。


 それを聞いて、春風は「ありがとう」と呟くと、腰のポーチからフライング・カーペットを取り出して、それに乗り込んだ。それに続くように、リアナ、水音、ループス、ヘリアテス、そして、


 「イチ、来てくれ」


 「う、うん!」


 と、水音に言われて、イチと呼ばれたループスそっくりの子犬も乗り込んだ。


 その後、全員が乗ったのを確認すると、春風はフライング・カーペットに魔力を込めて、


 「いっけぇ!」


 その場から飛び立った。


 突然のことに呆気に取られた様子の裏部達と兵士達だったが、すぐに春風達を追いかけようとした。


 しかし、


 「おっとぉ! あんた達の相手はこっちよ!」


 と、凛依冴が放った攻撃によって阻まれてしまい、彼らはターゲットを凛依冴達に変えた。


 凛依冴はニヤリと笑って口を開く。


 「それじゃあみんな、サクッと終わらせて、ハニー達を追いかけるわよぉ!」


 そう叫んだ後、残された者達による、広場での戦いが始まった。


 


 


 



 


 



謝罪)


 大変申し訳ありませんでした。


 この話の展開を考えていたら、結局1日遅れの投稿となってしまいました。


 また、新たに登場したクラスメイト達ですが、まことに勝手ながら、一部を除いてフルネームではなく苗字で書くことにしたので、395〜400話と、403話の話を一部修正しました。


 本当にすみません。

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