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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
第14章 更なる「力」を求めて

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第442話 春風編3 閉ざされた扉

 お待たせしました、1日遅れの投稿です。


 それは、まだ春風達がレギオン「七色の綺羅星」名乗る前、フレデリックから「拠点」を与えられて、みんなで中を探検してた時のことだった。


 (おぉ、ここはこんな感じになってるのか)


 その時、春風は1人拠点の地下を探検していた。


 そこは、広い廊下にいくつもの部屋があって、それが春風の好奇心を刺激していた。


 部屋を一通り見終わって、やがて廊下の端に着くと、


 「ん? 何だあれ?」


 と、角を曲がった先に「あるもの」を見つけた。


 それはいくつもの鎖と錠前で厳重に閉ざされた鉄製の扉で、その部分だけが何処か重苦しく、異質な雰囲気を出していた。


 (何だろう、凄く妙な気配を感じる……)


 と思った春風がその扉に触れようとした、まさにその時、


 「おーい、ハールー!」


 と、自分を呼ぶリアナの声が聞こえたので、春風はすぐにその扉から離れて、リアナもとへと駆け出した。


 (あの扉、なんか()()()気がする)


 そう感じた春風は、その扉についてはリアナとアリシアだけに話すことにして、後は誰にも言わないように伏せておくことにした。


 そして現在、


 (まさか、ここに来ることになるとは……)


 春風達はラッセルに連れられて、その扉の前に来ていた。


 「あ、あの、ここって一体……?」


 と、小夜子が恐る恐るラッセルに尋ねると、ラッセルは無言で懐から何かを取り出した。


 よく見ると、それは一本の鍵のようで、ラッセルはその鍵を使って、1つ、また1つと錠前と鎖を外していった。


 そして、最後の錠前と鎖を外すと、


 「俺は、総本部長からお前さんが来たら、ここへ連れてくるように言われてな」


 と、春風の方を向きながらそう言った後、ラッセルはまた懐から別の鍵を取り出して、その扉の鍵穴に差し込み、ぐるっと一回転させた。


 その後、ガチャッと大きな音が聞こえたのを確認すると、ラッセルは力いっぱい、その鉄製の扉を開けた。


 ギギギという音と共に扉の向こうから見えたのは、深い「闇」へと続く下り階段だった。


 「……」


 春風はその階段を見て、タラリと冷や汗を流すと、


 「俺の案内はここまでだ」


 と、ラッセルが真面目な表情でそう言ってきたので、春風は一瞬躊躇いの表情になったが、すぐに意を決したかのような表情になって扉を潜ろうとした。


 その時だ。


 「ちょっと待て!」


 と、小夜子に呼び止められたので、春風は「ん?」と頭上に「?」を浮かべると、


 「すみません、ちょっとお聞きしたいのですが、これって彼1人しか行いけないやつですか?」


 と、小夜子はラッセルに向かってそう尋ねた。


 その質問にラッセルはポカンとなりながらも、


 「あー、それに関しちゃ特に何も言われてないけど……」


 と、小夜子の言い知れぬ雰囲気にのまれたのか、春風以上に冷や汗を流しながら答えた。


 小夜子はその答えを聞いて「そうですか」と呟くと、


 「だったら幸村、私も行くぞ」


 と、春風に向かってそう言った。


 その言葉に春風はラッセルと同じようにポカンとなると、


 「……え、ちょっと先生! 何言ってんですか!?」


 と、驚いた感じで小夜子に向かってそう尋ねた。


 小夜子はまっすぐ春風を見て答える。


 「言ったはずだ。私がここにいる間は、お前は単独行動禁止だとな」


 その答えに春風は「ああ、そういえば……」と遠い目をすると、


 「……だったら、私も行く」


 と、ここで歩夢が「はい」と手を上げた。


 「え、ちょ、ユメちゃん?」


 と、春風が目を見開くと、


 「あら、それなら私だって行くわよ」


 と、美羽も手を上げた。


 更に、


 「なら俺だって行くぞ!」


 「勿論、俺も行くよハルッち」


 「わ、私も!」


 「当然、僕もセっちゃんも静流母さんも行くよ」


 「私達もだ!」


 と、鉄雄や恵樹、星乃香、冬夜、雪花、静流、アリシア達も手を上げた。よく見ると、ルーシーが「私も行きます」と言わんばかりに激しく首を縦に振っていた。


 更に、


 「俺達も行く!」


 と、イアン、ニコラ、マークも手を上げた。


 「え、君達それ本気で言ってるの!?」


 と、春風がもの凄く驚いた表情をすると、


 「当たり前だよ!」


 「アタシ達、ハンターじゃないけど!」


 「『七色の綺羅星』のメンバーだもん!」


 と、3人は胸を張ってそう答えた。


 するとそこへ、


 「あら、私だっているわよ」


 と、ユリウスも手を上げたので、春風は「ええ、マジですか?」と言わんばかりの表情で、


 「……あの、一緒に行って、いいですか?」


 と、ラッセルに向かって恐る恐る尋ねた。


 その質問に対してラッセルは、


 「……まぁ、良いんじゃないか?」


 と、親指を立てながらそう答えたので、春風は「ハァ」と溜め息を吐きながら観念したかのように、


 「わかったよ。じゃあ、みんな行きますか」


 と、苦笑いをしながら仲間達向かってそう言い、


 『オウ!』


 と、仲間達はそう返事した。


 その後、


 「んじゃ、あたしは自分の拠点に戻るとしますか」


 と、ヴァレリーと別れると、


 「よしみんな、行こう!」


 と、春風達は暗い「闇」へと続く階段を下り始めた。

 


 

謝罪)


 大変申し訳ありませんでした。この話の流れを考えていたら、1日遅れの投稿となってしまいました。


 本当にすみません。

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