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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
第14章 更なる「力」を求めて

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第396話 リアナ編12 リアナ・フィアンマの「欲望」

 お待たせしました、1日遅れの投稿です。


 『お、男も女も……?』


 『纏めて、愛し尽くす?』


 獣人リアナと妖精リアナが暴露した、リアナの抱える「黒い感情」。


 その正体を聞いて、ヘリアテス達はポカンとなった。


 その後、皆、「オイ、どういうことだ?」とチラリとリアナを見たが、


 「うぅ、知られてしまった……」


 と、肝心のリアナは顔を真っ赤にしていて、とても答えられる状態ではなかった。


 しかし、そんなリアナ達をよそに、獣人リアナと妖精リアナは話を続ける。

 

 「「そう、これがあなたが人間に対して抱いている『黒い感情』。そして、凄く言い難いんだけど、こんな感情を持つことになった原因は……」」


 そう言うと、2人のリアナ達は、


 「「あなたです、お母さん」」


 と、チラリとヘリアテスを見た。


 「え、私!?」


 『え、どういうこと?』


 突然話を振られて驚くヘリアテスと、頭上に「?」を浮かべるアデレード達。


 そんな彼女達を見て、獣人リアナは口を開く。


 「忘れたのお母さん。私達が幼かった頃、あなたはお父さんと一緒になって……」


 『?』


 「人間の男性と女性の、()()()()()()を私達に見せてくれたじゃない」


 その言葉を聞いた瞬間、


 「……あ!」


 と、ヘリアテスは何かを思い出したかのような驚きに満ちた表情になり、


 (や、ヤバいです……!)


 ガタガタと体を震わせた。


 そして、


 「ヘリアテス様……」


 と、何やら低い声が聞こえたので、ビクッとなったヘリアテスは恐る恐る声がした方へと振り向くと、


 「どういうことですか?」


 そこには、黒いオーラを纏ったシルビアがいて、「早よ説明せんかい」と言わんばかりの表情でヘリアテスを見ていた。勿論、他の人達も同様だった。


 ヘリアテスは体を震わせながら答える。


 「え、えっとぉ、そのぉ。何年か前にリアナに、『ねぇ、男の人と女の人ってどう違うの?』って質問されてね、どう答えたらいいのかループスと考えていたら、丁度精霊達が『近くの水場で水浴びをしている人がいるよ』って教えてくれて……」


 「……で、お二人でその現場をリアナに見せたと?」


 と、アデレードが尋ねると、ヘリアテスは気まずそうに、


 「……はい」


 と答えた。


 4秒の沈黙後、


 「……1回ですか?」


 不意に聞こえたその言葉に、ヘリアテスは「?」と首を傾げながら声がした方へと振り向くと、


 「リアナに見せたのは、その1回だけですか?」


 と、そこにはシルビア同じように黒いオーラを纏ったエルネストがいたので、ヘリアテスは滝のように汗を流しながら、


 「……い、いっぱい、見せたかも?」


 と答えた。


 「もしかして、いっぱい見せた所為で……」


 「……はい、何度か見せたある日、あの子は満面の笑みで言いました」


 ーーお父さん、お母さん。


 ーーん?


 ーーなぁに、リアナ?


 ーー私、男の人も女の人もだーい好き! 


 ーーえ?


 ーーだから私、大きなったら、両方と結婚したい!


 再び4秒の沈黙後、


 「……で、その言葉を聞いて、ヘリアテス様とループス様は、その後リアナに何か言いました?」


 という彩織の質問に対し、ヘリアテスは「ええっと……」と気まずそうにしながら答える。


 「私もループスも、『うん、応援するね』と……言いました」


 そして、3度目の4秒の沈黙後、


 『アァホかぁあああああああっ!』


 という多くの怒声が響き渡った。


 その後、


 「な! 私、女神なんですけどぉ!?」


 「あなた方は、子供になんてもん見せてんですか!?」


 「だ、だってぇ! どう説明すればいいのかわかんなかったんだもん!」


 「『もん』じゃないですよ! あなた方の所為で、リアナが変なものに目覚めちゃったんじゃないですか!」


 「で、でもぉ! 『憎しみ』とかを持たせるよりはマシじゃないですか!」


 『限度というものがあるでしょうが!』


 と、激しい口論が繰り広げいく中、


 「あー。嬢ちゃん2人、ちょっといいかい?」


 と、ギャレットが獣人リアナと妖精リアナに話しかけた。


 「「何ですか?」」


 「……一応聞くけどよぉ。俺に対する『恨み』とか『憎しみ』は……?」


 「「ああ、安心してください。全くありませんから!」」


 「マジ?」


 「「寧ろ、『ハルには負けるけど、あなたもウォーレン大隊長さんも、結構いい体してますなぁ』って思ってますから!」」


 と、2人のリアナ達が満面の笑みでそう答えると、


 「ワァアアアアアッ! 言わないでぇえええええっ!」


 と、リアナは悲鳴をあげた。


 「ハハ、そうかい」


 と、ギャレットは乾いた笑い声を出すと、ゆらりとヘリアテスに近づいてその前に立ち、


 「なぁ、女神様……」


 「な、何でしょう?」


 彼女の両肩を掴んで、


 「俺の『後悔』と『罪悪感』を返せぇえええええええっ!」


 と、思いっきり怒声を浴びせた。

 

 その後、


 「ホラァ! 謝ってください、ヘリアテス様!」


 という多くの怒声と共に、


 「ご、ごめんなさいいいいいいいっ!」


 というヘリアテスの謝罪が響き渡った。


 

 

謝罪)


 大変申し訳ありませんでした。この話の展開を考えていたら、予定より1日遅れの投稿となってしまいました。


 本当にすみません。

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