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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
第14章 更なる「力」を求めて

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第391話 リアナ編7 事情説明と……

 お待たせしました、1日遅れの投稿です。


 その後、リアナはシルビア達に、自身がヘリアテスやループスに育てられたことから、この世界と別の世界の危機、そして、偽物の神々を倒す為の「力」を身につけるためにこの村に来たということまで、全て説明した。


 「……というわけなんだ」


 『……』


 説明を聞き終えたシルビア達は、皆、ポカンと開いた口が塞がらない状態になったが、


 「……ハッ! ど、どうしようエル! 私達の娘が! 娘がすんごいことに巻き込まれてるんだけど!」


 「おおお落ち着くんだシルビア! 取り敢えず、呼吸を! ハイ! ヒー、ヒー、フー!」


 と、シルビアと夫のエルネストはかなり混乱した。そして、それはコールをはじめ、他の人達や幽霊達も同様だった。


 そんなシルビア達を見て、


 (ま、そうなるよな)


 と、ギャレットが心の中でそう呟いていると、


 「コラコラ。皆、落ち着かんか」


 という声が聞こえたので、リアナ達は一斉にその声がした方へと振り向くと、そこにはシルビア達と同じ幽霊の老人男性がいた。


 「あのぉ、あなたは?」


 と、リアナが尋ねると、


 「ワシの名はジェローム・スイフト。生前はここ、『フォルトーラ村」で村長をしていた者だ」


 と、老人男性の幽霊、ジェロームはそう答えた。


 「村長……さん?」


 「うむ。とはいっても、今はこのように幽霊となっている身でな、今はこちらのコール殿を代表としている」


 と、ジェロームがコールをチラリと見ながらそう言うと、コールは恥ずかしそうに顔を赤くしながら、


 「ど、どうも」


 と、答えた。


 リアナはその答えを聞いて、「はぁ、そうですか」と言うと、ジェロームは話を続ける。


 「まぁ、ワシらのことは一先ず置いといて、今、ワシからは言いたいことがいくつかある」


 そう言うと、それまで真剣な表情をしていたジェロームは、リアナを前に穏やかな笑みを浮かべて言う。


 「エルネストとシルビアの娘、リアナよ」


 「は、ハイ。何でしょうか?」


 「随分と大きくなったな。よく帰って来てくれた」


 「ジェロームさん……」


 その言葉を聞いて、リアナはちょっと涙目になった。


 するとジェロームは今度はヘリアテスの方を見て、


 「女神ヘリアテス様、この娘を立派に育ててくれて、ありがとうございます」


 と、深々と頭を下げた。


 それに続くように、


 「……そうね。私達も、お礼を言わないと」


 「うん、そうだね」


 と、シルビアとエルネストがヘリアテスに近づくと、


 「「女神ヘリアテス様、娘をここまで育ててくれて、ありがとうございます」」


 と、2人してヘリアテスに向かって深々と頭を下げた。


 「ああそんな、お二人とも頭を上げてください!」


 と、ヘリアテスは恥ずかしそうに言うと、2人は次に彩織と詩織を見て、


 「「異世界の勇者さん方。この度は、この世界の人間が、とんでもない迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした」」


 と、再び深々と頭を下げた。


 その姿を見て、彩織と詩織は「え、えっとぉ」とオロオロしだすと、今度はアデレードの方を見て、


 「「アデレード姫様、私達の大切な娘と友達になってくださって、ありがとうございます」」


 と、三度、深々と頭を下げた。


 アデレードは「いやぁ、そんな……」と照れくさそうにしたが、


 「「ああでも、娘とキスをしたことに関しましては、ちょっと怒ってます」」


 と、僅かに怒りが込められたかのようなセリフを聞いて、アデレードは「うぐ!」と呻いた。


 そして、シルビアは最後に、


 「ギャレットさん」


 と、ギャレットの方へと向くと、


 「さっきはあなたを試すようなことをして、ごめんなさい」


 と、頭を下げて謝罪した。


 ギャレットはそんなシルビアを見て、


 「オイオイ、俺はあんた達を殺した男だぜ? それだけじゃなく、俺はあんた達の娘さんまでも殺そうとしたんだ。そんな俺なんかに、頭を下げんじゃねぇよ」


 と、「よしてくれ」と言わんばかりの表情でそう言ったが、


 「ああそれについては、娘があなたを打ち負かしたって話を聞いた時点で、『あ、じゃあもういいかな』ていう結論になったから、もうお終いってことで」


 と、シルビアの隣でエルネストがあっけらかんとした感じで答えたので、


 「いや、いいのかよ!? 軽くねぇか、オイ!?」


 と、ギャレットはエルネストに突っ込みを入れた。それと同時に、幽霊達は皆「ハハハ」と笑い、リアナ達とコール達は、皆「それでいいのか?」と言わんばかりの表情になった。


 「……ったく、なんか調子狂うぜ」


 ギャレットは照れ臭そうに頭を掻きながらそう言うと、リアナが真面目な表情になって口を開く。


 「母さん」


 「ん? なぁに、リアナ?」


 「今、私が話したように、ここに来れば更なる『力』を身につけられるってことなんだけど、何か心当たりみたいなものってないかな?」


 そう尋ねたリアナに対し、シルビアは「そう言われても……」と何のことかわからないと言わんばかりの表情になった。それは、他の幽霊やコール達も同様で、皆、本気でわからないという様子だった。


 そんなシルビア達を見て、リアナ達も困ったような顔になると、


 「あ! もしかして、()()()のことか!?」


 と、ジェロームが何かを思い出したかのように自身の手をポンと叩いた。


 そして、ジェロームはリアナ達を見ると、


 「ついて来なさい、()()()ならお主が言っていた『試練』とやらが受けられるかもしれん」


 と言って、とある場所へと向かった。


 そして、リアナ達もお互い顔を見合わせると、


 『(コクリ)』


 と頷き合い、皆、ジェロームの後に続いた。


 


 


 



謝罪)


 大変申し訳ありませんでした。この話の流れを考えていたら、予定より1日遅れの投稿となってしまいました。


 本当にすみません。

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