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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
間章6

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間話40 「人間」とは……

 お待たせしました、本日2本目の投稿です。


 春風と水音による、まさかの「ハーレム作ってましたな事態」を聞いて、周囲の人達は「えらいこっちゃ!」と大騒ぎになった。


 それから少しして、


 「いやぁ、まさかこうしてハーレムを作った人間に出会うとは……」


 と、漸く我に返った総一は、春風と水音を見て「ハハ」と苦笑いしながらそう言った。


 2人はそんな総一を見て、


 「「本当に、すみません」」


 と、もの凄く申し訳なさそうにその場に正座しながら謝罪した。


 画面の向こうにいる涼司達を含めた周囲の人達は、そんな2人を見てなんとも言えないような表情をしていたが、


 「いやいや、全然良いじゃないか」


 と、ただ1人、日真理だけは「良いもの見させてもらいました」と言わんばかりの笑顔でそう言った。


 「いやいや日真理ぃ、『良いじゃないか』って……」


 と、隣にいる大造が何か言おうとしたが、


 「だってさぁ、フーは割と……いやもの凄く可愛い顔立ちしてるから、歩夢マリーちゃん以外の女の子の友達とかいないんじゃないかって思ってたんだけど、結構やるじゃんって思っちゃってねぇ。しかも、他にもまだいるもんだから」


 と、笑いながら話す日真理に春風は、


 「悪かったですねぇ、男っぽくない顔立ちで」


 と、表情を暗くした。


 確かに、今のところ春風には、歩夢、凛依冴、リアナ、イブリーヌ、アデレードの他にもハーレムメンバーがいるのだが、それをこの場で紹介するともっと騒ぎになってしまう為、今は紹介しないで置くことになった。


 すると、それまで黙っていた優誓が、


 「うーむ。しかし私としては、水音がハーレムの主になってほしかったが」


 と、何処か残念そうな表情でそう言ったが、


 「あなた、なんてこと言うのですか。ああ、こんな話、陽菜(ひな)が知ったら何て思うか」


 と、隣にいる清光が、額を押さえながら呆れ顔で言った。


 そのセリフを聞いて、


 「ん? 陽菜?」


 と、セレスティアが頭上に「?」を浮かべると、


 「僕の妹です」


 と、水音が言ったので、セレスティアは、


 「ああ、そう言えば前に『妹がいる』と言ってたな!」


 と、思い出したかのように手をポンと叩くと、


 「よし、その妹も私が貰おう!」


 と、とんでもないことを言い出したので、


 「やめてください!」


 と、水音は大慌てで止めた。


 因みに、セレスティアの言葉を聞いて、清光が全身から青いオーラを出していたのだが、何か言うと怖いことが起こりそうだったので、ひとまずスルーすることにした。


 その後、総一が春風を見て口を開く。


 「うーむ。で、春風君」


 「は、はい、何ですか?」


 「話は理解出来ましたが、君自身は歩夢さん達のこと、どう思ってるのですか?」


 突然の総一からの質問に、春風は「それは……」と顔を下に向けたが、すぐに顔を上げて、


 「許されないことだとはわかってますが……俺にとってユメちゃん達は、凄く大切な人達です」


 「それは、本気でそう言ってるのですか?」


 「はい」


 真剣な表情でそう即答した春風に、総一は「ふぅ」とひと息入れると、


 「まぁ、君のことですから、きちんとした『考え』があるのでしょうね。わかりました、君がそこまで言うのでしたら、私は君を応援しましょう」

 

 と、笑顔でそう言った。


 それを聞いて、春風をはじめとした人達がホッと胸を撫で下ろすと、


 「うーん」


 と、日真理が春風を見て難しい顔になった。


 「ど、どうしたのお母さん?」


 歩夢が日真理を見てそう尋ねると、


 「いや、こうしてフーの話を聞いてると……」


 『?』


 周囲の人達が一斉に首を傾げると、


 「なんかねぇ、まだ女が増えそうな予感がするんだよねぇ」


 と、とんでもないことを言い出した。


 それを聞いて、


 「……え、ちょっと、なんてこと言うんですか!?」


 「そうだ! あんた俺の息子をスケベにする気か!?」


 と、春風と涼司が声を荒げた。


 すると、

 

 「オイオイ、あんたら何言ってんだい?」


 と、日真理が「ハァ」と溜め息を吐きながら尋ねると、


 「そもそも人間なんてねぇ……()()()()|《・》()()()()()|》《・》()()()()()だろがっ!」


 と、真顔でそう言い放った。


 次の瞬間、


 『ブオアッファアアアアアアアッ!』


 日真理を除いた全員が吐血した。正確には本当に血を吐いたわけではないが、そう表現してもいいくらいの状態になった。


 その後、なんやかんやで楽しいひと時を過ごした春風達だった。

 


 


 

 

 

 

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