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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
第13章 新たな「旅立ち」に向けて

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第369話 強くなる為に

 お待たせしました、本日2本目の投稿です。


 エルードのなんとも言えない理由を聞いて激しく不安になった春風達だったが、それからすぐに持ち直して、


 「ハァ。ま、取り敢えず俺達が敵さん達と戦う『理由』みたいなものについては理解出来たよ」


 と、春風はかなり強引にだがそう納得することにして、


 「で、そんな俺達だけど、今のままじゃ連中に勝てないって話だよね?」


 と、エルードに向かってそう尋ねた。


 因みに、リアナと水音は、


 「「むぐぐ……」」


 と、まだ納得が出来ないといった表情をしていたが。


 すると、それまで申し訳なさそうにしていたエルードは、すぐに真面目な表情になって、


 「ええ、そうよ。さっきも言ったけど、アイツらの中にはこれまで奪ってきた数多くの神々の力が宿っているの。今の春風君達じゃあ、そんな連中を相手にするには、あまりにも小さく、弱過ぎる」


 と答えた。


 その答えを聞いて、春風達は「マジか……」と言わんばかりに表情を暗くしたが、


 「……じゃあ、どうすればいいの? 単純にレベルを上げればいいってものじゃないんでしょう?」


 と、今度はリアナがエルードに向かって質問した。


 その質問にエルードは答える。


 「うーん。まぁ、レベルもあった方がいいけど、貴方達の場合は、もっと()()()()()()を強くした方がいいと思うんだ」


 「根本的? 例えば?」


 「そうね、リアナちゃんの場合だと、自分の中にある獣人と妖精の力……とか?」


 その答えを聞いて、リアナだけでなく春風達も、


 『ああ、なるほど!』


 と、納得した。


 「そっか、そうだよね。で、どうやって強くすればいいの?」


 と、再びリアナがエルードに質問すると、


 「うぇ!? う、うーんと……」


 と、エルードは唸りながら考え込んで、


 「じ、自分自身の『ルーツ』を知るというのかな……」


 と、気まずそうに「アハハ」と笑いながら答えたので、春風達は『えぇ?』と不安になったが、


 「自分自身のルーツ……か」


 と、リアナは納得したという表情になった。


 するとその時……。


 ーーグニャリ。


 『えっ!?』


 突然周囲の景色が音を立てて歪み始めたので、春風達が驚いていると、


 「あーあ、もう時間か。もっと春風君の巫女服姿を堪能したかったなぁ。で、あーんなことやこーんなことを……」


 と、エルードが残念そうにそんなことを言ったので、


 「おいコラ」


 と、春風はこめかみの辺りににピキッと怒りマークを浮かべた。それは、リアナ達も同様だった。


 「ア、アハハ、ごめんごめん! でもまぁ、こうしてまた会えて、すごく楽しかったよ」


 と、エルードは最後に「ありがとう」とお礼を言ったので、


 「……また会おうよ、今度は俺達の仲間達も一緒だから!」


 と、春風は真っ直ぐエルードを見てそう言うと、


 「うん! 楽しみにしてるね!」


 と、エルードは手を大きく振りながら、満面の笑みでそう返した。


 その瞬間、辺りは真っ暗闇になり、


 「……ハッ!」


 目を覚ますと、春風はテントの中に設置された簡易ベッドの上にいた。

 

 ゆっくりと上半身を起こして周りを見回すと、近くでは仲間達がスヤスヤと眠っていた。


 春風はそれを確認すると、


 (エルード……)


 と、先ほどまで夢の中で会っていたエルードのことを考えたが、


 (あ、そういえば俺と水音の『強くなる為の方法』、聞いてなかったな)


 と思い出して、「しまった!」と後悔したが、


 「……ま、こればっかりはみんなと相談するしかないな」


 と、小さく呟いて、


 「じゃ、寝ますか」


 と、再び眠ることにした。

 

 ところが、その翌日。


 「悪いがその刀、認めるわけにはいかねぇな」


 「ええぇっ!?」


 何やら、雲行きがあやしくなってしまうのだった。


 

 

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