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ユニーク賢者の異世界大冒険  作者: ハヤテ
間章4

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間話23 春風、遂に謝罪する

 大変遅くなりました、1日遅れの間話23弾です。


 それは、春風が仲間達に魔術を教える事になった時のことだった。


 帝城内にある訓練場の一角にて、


 「うん、みんな集まったね」


 と、集まってきた仲間達を前に、春風がそう小さく呟くと、


 「あー、集まって早々なんだけど、みんなに()()()()()()()()()()()()()()()()があるんだ」


 と、春風は仲間達の前で気まずそうに言った。


 それを聞いて、仲間達は「?」を浮かべて首を傾げると、


 「実は、以前から起こっている『魔術師の異変』なんだけど……」


 『???』


 「ごめんなさい! それ、俺の所為なんです!」


 『……え?』


 春風の突然の謝罪に、全員が「わけがわからない」と言わんばかりの表情になると、


 「ほう、そいつは興味深いな」


 と、皇帝ギルバートが春風達の側に近づいてきた。


 「ギルバート陛下……」


 「是非俺にも聞かせてくれや。お前が知ってる、あの異変の()()をな」


 「……わかりました」


 そして、春風はギルバートと仲間達に、異変の真実を話した。


 数分後。


 「……成る程、つまり俺達が知ってるこの世界の「魔術」は、使えば使う程この世界を苦しめてしまうものであって、今起こってる魔術師異変は、お前が作った「魔術」のおかげで、元気になった精霊達による()()()って事なんだな?」


 「……はい、わかりやすく言うと、そうなります」


 春風の話を聞いて、ギルバートは「うーん」と唸ると、


 「なぁ、お前ら。今の話を聞いてどう思った?」


 と、仲間達に向かってそう尋ねた。


 いきなり話を振られて、みんなは「え!?」と驚いたが、誰もが春風の話に戸惑うばかりで、何も言えなかった。


 だが、その時、


 「……あのさぁ、ハル」


 その中の1人が、意を決したように口を開いた。


 「な、何、ミウさん」


 美羽だった。


 「前にあなたがくれた、この『指輪』なんだけど……」


 そう言って、美羽は春風にその「指輪」を見せた。


 それは、ループスの分身との戦いの前に、春風が用意した指輪だった。


 美羽は指輪を見せながら春風に尋ねる。


 「これって、あなたが作ったものよね?」


 「……うん。俺がスキルで作った」


 「これに込められている『魔術』も?」


 「うん。それも、俺が作った」


 「もしかして、他の魔術が込められた指輪もある?」


 「う、うん。いざという時の為に、いっぱい作ったんだ」


 「それって、これからも作る予定はある?」


 「……うん。ある」


 「そっか……」


 「あ、あの、ミウさん?」


 春風に質問した後、美羽は暫くの間沈黙していると、ニヤリと笑って、


 「うん。じゃあハル、その指輪……ていうか、これもなんだけど、ここにいるみんなだけじゃなく、他のクラスメイト達の分も作ってよ」


 「え?」


 「でもって、その使い方……というよりも、あなたが作った魔術を、高坂先生やクラスのみんなにも教えてよ。それで()()()にしてあげる」


 そう話す美羽を前に、春風はポカンとなった。


 更に、


 「あ、じゃあ俺らの方もお願いするわ!」


 「え? ええ?」


 ギルバートもそう言ってきた。よく見ると、その側には何故かオズワルドの姿もあった。


 そして更に、


 『私達も、お願いします!』


 と、オズワルドの背後にいる、帝国に仕える魔術師達もそう言ってきた。


 「えええ?」


 まさかの大所帯に、春風は口をあんぐりすると、


 「ま、そういうわけだ春風」


 と、ギルバートが春風の肩をポンと叩いて、


 「お前が作った魔術、是非こいつらにも教えてやってくれや」


 と、美羽と同じようにニヤリと笑ってそう言った。


 「え、えっと、あの……」


 春風は何か言おうとしたが、


 「根本的な話はわかったが、それでもお前が原因だってのに変わりはねぇ。だったら、お前には俺らに魔術を教える()()ってもんがある。そうだろ?」


 「うっ! そ、そうですね」

 

 春風はギルバートの話を聞いて若干狼狽えたが、すぐにギルバートと周囲の人達を見回して、


 「わかりました、まだまだ半人前の『半熟賢者』ですが、俺、やります!」


 と、力強くそう宣言した。


 それを見たギルバートは、


 「よっしゃ! それじゃあ……おーい、お前ら、『賢者』春風が魔術を教えてくれるってよ!」


 と、背後の魔術師達を読んだ。


 すると、『わぁーっ!』という掛け声と共に、一斉に魔術師達が春風の側に駆け寄った。その数はかなり多く、


 「ちょ、ちょっと多すぎないですか!?」


 と、春風を大いに驚かせた。


 だが、ギルバートはそんな春風に構わず、


 「じゃ、よろしく頼むな!」


 と言って訓練場を後にした。


 残された春風は、仲間達や集まってきた帝国の魔術師達を前に、


 (や、やってみますか)


 と、「ハハ」と苦笑いしながらそう決意するのだった。


 

謝罪)


 大変申し訳ありませんでした。この話の流れを考えていたら、このような時間帯になってしまいました。


 そして、今回は前回と同じ、本編192話で、春風が仲間達に魔術を教える事になった時の話でが、話を読み返してみて、流れ的にちょっとおかしなところがあったので、勝手ながら修正しました。


 本当に申し訳ありませんでした。

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