69:サトリ少女と百合少女
ちょっとトラブルあり投稿時間が遅れました。
申し訳ない。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕
作者:ピッチョン
あらすじ
人の心が読めるサトリの女の子と密かにその子へ恋心を抱いている女の子のお話。
pixivにも投稿しています。
【登場人物】
巫 聡美:高校二年生。瑠璃とは中学からの付き合い。人の心を読むことが出来るサトリと呼ばれる家系の生まれ。
望月 瑠璃:聡美のクラスメイト。聡美への好意をひた隠している。
キーワード
ガールズラブ 現代 恋愛 百合 同級生
掲載日
2019年 06月28日 23時00分
文字数
13,980文字
URL
https://book1.adouzi.eu.org/n1171fp/
感想
サトリという妖怪がいる。
相手の思考を読む、つまり悟る能力のある妖怪のことだ。
人間には相手の心を知りたい。そういう欲求がある。故にこの妖怪は今でも広く知られているし、その名と能力を使った話というものが今でも書かれるのである。
さて、そんなサトリであるが、恋愛ものとの相性が非常に良い。つまり、一番相手の心を、答えを知りたいのは恋愛に関してなのだということだろう。
また一方が相手の心を一方的に知っているということはそこにギャップが生まれ、コメディ適性も高い。つまりラブコメということだ。
この作品はサトリの女の子が主人公であり、同性愛者である友人に好意を抱かれている。
友人が必死に同性愛者であることを隠しながら探りをいれつつアプローチするのだが、それがバレバレであるというギャップに笑いつつ尊さを感じる作品である。
友人が告白してしまうまで、告白してから主人公の返事があるまで、主人公の返事の後と3つのパートに分けられる作品であると思う。
恋愛モノテンプレ的であると言ってしまえばそれまでだが、各要素をバランス良く、また短編として良いところを抽出しているなと感じられ、それぞれの内心の動きがコメディとしても恋愛としても秀逸な作品である。
要は百合萌えっ!尊いっ!ってことですよ。
次は4/2に。
ξ゜⊿゜)ξ ノ ⌒◇ <えいっ、ころころ。
道端に手袋が1つ落ちてるんだ。




