107:ネガティブ戦隊クジケンジャー
ジャンル
コメディー〔文芸〕
作者
たなか
あらすじ
「誰か~!! 助けて~!!」
「助けなどくるわけがないだろう。我々怪人に敵う人間などこの世にいないのだからな。はっはっは!」
馬鹿にしたように高笑いする怪人。実際、彼女の悲痛な叫びは耳に届いているはずなのに、周囲の誰もが見て見ぬふりをしています。しかし、そこに派手な戦闘服に身を包んだ謎の五人組がどこからともなく颯爽と現れました。
キーワード
戦隊 ネガティブ ハッピーエンド
掲載日
2021年 10月04日 21時30分
文字数
1,628文字
URL
https://book1.adouzi.eu.org/n1436hg/
感想
スーパー戦隊ものと呼ばれるヒーローもののシリーズ、いわゆふ〇〇レンジャーはお好きだろうか?
仮面ライダーやウルトラマンのシリーズは?
実のところわたしはあまりそれら作品を見ていない子供であった。
だが、当時からそれらのパロディネタはとても好きだったように思う。Dr.スランプに登場するウルトラマンとかスッパマンとか。あるいは仮面ノリダーとか。
TRPGでも軌道刑事NOVAN(宇宙刑事ギャバンのパロディ)とかやっていた記憶がある。
まあ、そんな私にとってこのタイトルはそりゃあもう推さざるを得ない。
出オチ大好きである。
「「「「「5人揃って、ネガティブ戦隊クジケンジャー!!!!!」」」」」
出オチは摑みだけ面白く、尻すぼみになる作品も多いがこれは最終的なオチもしっかりあって満足。
最初から最後まで楽しめる短編であった。




