100:私にはアトレーユがいないので
ジャンル:エッセイ〔その他〕
作者:おかやす
あらすじ
始まった物語は終わらせないといけないと思います。
でも、本当に終わるのかな?
キーワード
ミヒャエル・エンデ ファンタージエン はてしない物語 アトレーユ
掲載日
2019年 10月18日 00時41分
文字数
2,091文字
URL
https://book1.adouzi.eu.org/n8798fu/
感想
記念すべき100話であり、また短いエッセイである。書き手向けだし、元ネタありきだし。
でもまあ、最終話に相応しいエッセイでもあろうかと思う。
ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』と言う作品がある。長い作品であり気軽に読めとは言い辛い作品ではあるが、ファンタジーの1つの金字塔と言える。
その解説はこの作品に譲るとして、筆者の言う「わたしにはアトレーユがいないので」とは全ての創作者の抱える絶望であり、そして大いなる応援でもある。
つまり、君にはアトレーユがいないのだから、君の脳内にある妄想は君しか形にできず、一度形にしてしまったそれは、君しか終えることが出来ない。
そういうことである。
君が書いて、エタっているその話。別に何が悪いわけではないよ。
わたしたちはアマチュアであり、例えプロであったとしてもここに作品を上げることは対価が発生している訳ではないのだから。書きたいように書き、いつやめても構わない。
でも。そうそれでも。
それの続きを書き、話を終えられるのは君だけなのだ。
はーい、と言うわけで、ついに100話!
ここでピリオドを打つとしましょうか。
ヽξ˚⊿˚)ξノわーい。
ξ゜⊿゜)ξ <サイコロは……なし?
はい、無しです。
第二部完ってとこですね。
この後に、後書きを1話記載しますので、ソレを以て完結させていただきます、みなさまお付き合いいただき、ありがとうございました!




