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見た目いじめられっ子の俺は喧嘩売られたので反抗してみた  作者: たかしろひと
第3章 続・だらだら日常編(波乱あり)
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番外編 186部if奏介が干渉しなかった場合の南城への対応〜詩音の場合〜

リクエストがあったので書いてみました。

仲間たちに取り入ろうと声をかけて周った南城ですが、奏介の指示(頼み)により好意的に対応されてました。では指示がなかったら? というifです。

続く!

 放課後。

 靴箱のところで名前を呼ばれた詩音は振り返った。見知らぬ男子が笑顔で立っていた。

「……」

 誰だろう、詩音は目を瞬かせた。

「久しぶり、小学校の頃隣のクラスだった南城だよ」

「南城……君」

 フレンドリーに話し始めるが。

(どうしよう。よく知らない)

 奏介と同じクラスで例の石田と仲が良かったのは知っているが。戸惑っていると、

「突然ごめんね。最近転入してきたんだけどさ、たまたま伊崎さんを見つけて。可愛いなーって思ってさ」

 なんの前触れもなく、突然の褒めだった。

「あ、うん。……ありがとう」

 苦笑いを浮かべつつ、詩音は思った。

(なんか、変な人に絡まれちゃったな……)

 昔の同級生というだけでほとんど話したことがないのに、だいぶ馴れ馴れしい。

「それでこれからお茶に」

(え!?)

 ほぼほぼ初めて話すのに何を言っているのだろうかと。

「あーっと、ごめんっ、用事があるからっ」

 詩音は逃げるように離れた。

(なんなんだろ……あの人……。ナンパ? 奏ちゃんのことかな)

 もし奏介のことだとしたら、話すことはないし、その件でお茶するなどあり得ない。

(こわ……)

すぐに次話192部更新します。

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― 新着の感想 ―
[良い点] if編、ありがとうございます! いきなり『よく覚えていない元同級生・悪ガキ仲間の1人・幼馴染&今も仲良くしてる人の旧敵』なうえに、チャラ男対応で誘われたら、勘違い女子以外は全力で逃げます…
[気になる点] てっきり石田くんに南城の事を報告するのかと
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