カフェのコーヒーの違い
ニスナーの皆さま、こんばんは!
明日から特に海外のカフェに行ったら役に立つ知識ですよ〜(おい笑)
今日のお話はカフェで作るコーヒーの種類について。
日本ではあまり使われないのもあるかもしれませんので、こういうのがあるよと言うお話です。
私は大学の頃、コーヒーについての授業があり、実際に飲食店で働いていた時にコーヒーマシーンがありましたので、コーヒーを作って提供していました。
まずはコーヒー豆をグラインダー(自動豆挽き器とでも言うのでしょうか)で挽きます。
その後からの作り方で名前が変わります。
以下がラインナップ。
①ショート/エスプレッソ
②フラットホワイト
③ラテ
④カプチーノ
⑤ロングブラック
覚えているのはこのあたりです。
ちなみにエスプレッソはイタリアでそのままショットで砂糖いっぱい入れて飲むらしい。
①ショート/エスプレッソ
イタリアではエスプレッソも売っています。
安いなぁなんて安易に頼むと濃ゆいエスプレッソが出てきます。
オーストラリアではたぶん売っていないか飲んでる人を見たことがないです。
コーヒーマシーンで一度の抽出(シングルは25〜40mlあたり)がエスプレッソです。
ちなみにシングルの2倍がダフルになりますが頼んでいる人は見かけたことがないです。
表面にはクレマと呼ばれるつやつやとした層ができますが、良い質・新鮮さのものほどきめ細かい厚い層となるようです。
②より後はこのエスプレッソを主体として作ります。
作るのに必要なのは、蒸気と空気を含んで作るフォームミルクです。
これがカフェのコーヒーの出来を左右します。
L字に曲がったノズルを金属製のミルクジャグに入れます。
ミルクジャグは手前に傾けて、ノズルが手前のミルクジャグの内側の面に接着するように置きます。
イメージは渦です。
ノズルから出た蒸気によりミルクを対流させます。
その時に心地よいくぐもった蒸気の音が聞こえると綺麗にフォームミルクが作れます。
綺麗なフォームミルクが作れると、ラテアートなんかにも挑戦できますよ〜。
②フラットホワイト
さて、エスプレッソ1ショットにフォームミルクを注ぎます。この時ロングスプーンで泡を避けながらそっと注ぎカップのうちギリギリまで入れておしまいです。
泡がほとんどないのがフラットホワイトの特徴です。また、白い陶器のカップが主流で使われます。
③ラテ
分厚い耐熱の透明なグラスを使います。
フラットホワイトと同様に泡を避けながらフォームミルクを注ぎますがグラスの縁より1cm手前で止めます。
残りの1cmは泡を入れて出来上がり。
④カプチーノ
フラットホワイトと同じカップを使います。
またフラットと同じように作ってカップの縁からこんもり泡が出るように入れれば完成。
お店によっては、カプチーノより容量が大きいコーヒーとしてマグチーノなんて呼ぶものもあります。
カップ(CUP)<マグ(MAG)
⑤ロングブラック
雑に説明すると、エスプレッソにお湯を足します。
アメリカンコーヒーみたいで、私たちには馴染みの深いものかもしれませんね。
ちなみにどのコーヒーでもいいから、海外でコーヒーを頼みたいなぁと思った人、
「ラテ」がおすすめです。
聞き間違いが少なく英語もLateなので、日本語の発音でもだいたい聞き取ってもらえます!
大きな声で「ラァテ!」と頼めばオッケーです!
[こぼれ話]
オーストラリアのシドニーの田舎にあるユースホステルに泊まった時のこと。
ユースホステルやバックパッカーと呼ばれる宿泊施設はキッチン、ダイニングやシャワーなどは共有。
部屋には何台もベッドがあって、勝手にベッドを選んで寝るスタイルです。
キッチンで夕飯を作っていたら、髭ボサボサのアウトバックから出てきたようなおじさんがにやりと黄色い歯を見せてきそうな笑顔で「(旅行者か)俺が本場のコーヒーを作ってやろうか?」と聞いてくるので、頼むことに。
見てたらインスタントコーヒーにラム酒(オーストラリアでは有名なお酒。バンダバーグ社のラム酒が一番有名)を入れて完成(笑)
よく眠れました(笑)
アイリッシュコーヒーに似ていますよね。
皆さまはどのコーヒーが好きですか?




