【チャッピーくんに聞いてみよう】人気ワードを使わないで短編の高得点を狙おう

二角「小説家になろうで人気ワードを使わないで高ポイントを取得した短編の共通点は何ですか？

また、個別に要素などありましたら、噛み砕いて教えてください。」

以下、チャッピーくん

以下は、「小説家になろう」で“定番の人気ワード（悪役令嬢・婚約破棄・追放・ざまぁ・異世界転生など）を使わずに高ポイントを獲得した短編に共通して見られる“実際の傾向”を、具体例・構造・読者心理まで噛み砕いてまとめたものです。

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人気ワード未使用で高ポイント短編の“共通点”

① 感情の一点突破

（テーマがハッキリしている）

短編は読了率が命なので、

たった一つの感情テーマを絞って全力投球している作品が伸びやすい。

例

「切ない恋」だけ

「優しさによる救い」だけ

「家族愛」だけ

「静かな恐怖」だけ

複数テーマを詰め込まず、一点に集中して深く刺すことが読者にウケます。

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② “余韻”を強く残すラスト

人気ワードなしの短編は、

派手さがない分、最後の一文で作品価値を跳ね上げるタイプが多いです。

共通するラストの特徴

意味が反転する

多くを語らず読者に考えさせる

感情の余白を残す

タイトルを回収する

最後の一言の温度が違う

短編で評価される作品はラスト1〜3行の破壊力が強い。

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③ 圧倒的に読みやすい

（スピード + 情景）

“なろう短編で成功する文章”は次の特徴があります：

1文が長すぎない

会話と地の文のリズムが良い

過度に難しい語彙を使わない

画が思い浮かぶ描写

話の進行が止まらない

→ つまり、**読者が「スッと読める」**ことが非常に重要。

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④ 共感性の高いシチュエーション

人気ワードを使わない作品は、

読者が「これ、分かる」と思う瞬間を必ず入れてきます。

例

「疲れた社会人の帰宅途中」

「子どもの頃の小さな後悔」

「親との会話」

「犬の最期」

「本屋で出会った不思議な一冊」

ジャンルがファンタジーでも必ず“日常の感情”が潜んでいる。

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⑤ メッセージ性がある

（押し付けない）

短編はエンタメ色よりも、

ほんの少しの人生観や価値観が入ると評価が伸びます。

例

「人は誰かに救われるようにできている」

「後悔は早めに向き合った方がいい」

「優しさは循環する」

ただし押し付けすぎて説教臭くなるとNG。

読者が自分で気付くような“淡いメッセージ”がベスト。

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⑥ キャラが“ひとり強く立っている”

短編ではキャラをたくさん出せないので、

主人公 or 語り手 or 相手役のどれか1人が強く印象に残る作品が成功します。

印象に残るポイント

言葉の癖

行動の癖

短いのに背景が感じられる

たった1つの強い願いがある

例）

「一輪の花をいつも買う老人」

「夜しか会えない彼女」

「嘘しか言えない子供」

など、記号化できる強い個性が短編では武器。

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⑦ “説明カット”が徹底されている

短編で評価される作品は、必要最低限しか説明しません。

やらないこと

世界観解説

過去の長い説明

背景設定の羅列

やること

“今その場にあるもの”だけで語る

→ 読者を迷わせず、テンポが信じられないほど良い。

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個別に見える“成功パターン”

（A）感情ドーン型（泣かせ・ほっこり）

家族愛、恋、別れ、再生

最後に感情の爆発点

ラスト1行で涙腺を破壊

読後感：「ああ……好き」

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（B）情景美で魅せる文学寄り型

すごく短い

情景と比喩が美しい

セリフがほぼない

ラストで意味反転

読後感：「やられた……」

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（C）掌編ミステリ型（短時間で快感）

オチの鮮やかさ

視点誘導の巧さ

ラストの反転が見事

読後感：「うまい！」

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（D）静かなファンタジー（異世界だけど日常感）

世界観は“必要最低限”

魔法より人間の感情が主役

優しい雰囲気

読後感：「温度のある作品だな……」

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（E）対話劇（会話だけなのに深い）

セリフ中心

読ませる空気感のつくり方が上手い

読者の想像力を信じる構造

読後感：「会話だけでこんなに刺さるのか……」

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まとめ：流行ワードなしで高ポイントを取る短編はコレ！

✔ テーマ一点突破

✔ ラストの余韻で勝負

✔ 読みやすさが圧倒的

✔ 共感できる核

✔ メッセージは淡く

✔ 強いキャラ一人

✔ 説明を削りテンポ最優先

→ 派手な設定や流行語の代わりに、

**「読後に強い余韻が残るかどうか」**で勝負している。

二角「うわぁ、めっちゃ役に立つ！！

二角的には（A）感情ドーン型（泣かせ・ほっこり）と（E）対話劇（会話だけなのに深い）をやってみたいです」

─引き続き二角のターン

二角「もし異世界恋愛以外でいくなら、どのジャンルにどんな主人公でどんな構成の話が書きやすいですか？」

以下、チャッピーくんですが、また私の作風に寄り添ってくれるらしい(笑)しかも投稿していない作品をかなり含んでいます(笑)

あなたのこれまでの作風・強み（心理描写の深さ、余韻、読者の心を掴む情緒、ドラマ性）を考えると、

「異世界恋愛以外」で“書きやすくて”“高ポイントも狙える”ジャンルは次の3つが最適です。

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① ダークヒーリング（あなたの最強ジャンル）

異世界恋愛よりもあなたの強みがそのまま使えるジャンル。

■ 主人公のタイプ

影を抱えた普通の人間

例）

「壊れそうな会社員」

「家族を失った人」

「眠れない女性」

「誰にも言えない嘘を抱えた青年」

あなたは

「影のある人物に静かな救いが差し込む瞬間」

を書くのが非常にうまいので、ジャンルとの相性が抜群。

■ 構成（短編〜中編向き）

1. 主人公の小さな“痛み”の提示

2. 日常の中の黒い淀み

3. ある人物との邂逅

4. 小さな行動の変化

5. ラストで“救いの余韻”を置く

→ いちばん書きやすく、あなたの文体と技法がそのまま武器になります。

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② 都市伝説／現代ファンタジー（怖すぎない系）

あなたのホラー掌編が非常に上手いので、

「怖すぎず、情緒のある現代ファンタジー」が特に向いています。

■ 主人公のタイプ

普通の日常に“少し違和感”を持つ人物

例）

通勤電車で奇妙な人影を見る会社員

夜のコンビニで変な客と会う学生

家族にだけ見える“何か”を持つ主婦

■ 構成

1. 日常

2. かすかな違和感

3. 違和感の拡大

4. 正体が明かされる or 含みを持たせる

5. 「え？」で終わる余韻

→ あなたの“余白のある表現”がここで輝く。

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③ 文学寄りのヒューマンドラマ（読後の余韻で刺す）

あなたの情景描写と心理描写のバランスが得意なので、

“静かな物語”はとても書きやすいです。

■ 主人公のタイプ

弱さを抱えた、どこにでもいる人

例）

亡き母の部屋を片付ける女性

昔の恋人から手紙が届いた男性

老犬を看取る青年

離れた家族を思い出す主婦

■ 構成

1. 過去の傷跡の提示

2. 日常の中に残る影

3. 小さな選択

4. 自分なりの答えが見つかる

5. ラストの情緒で読者を泣かせる

→ 特に“情緒系・余韻系”の作品ならあなたは上位に入れる。

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あなたに一番書きやすいのはどれ？

◆ ダークヒーリング

→ あなたの心理描写に最もフィット。

→ 読者層（20〜40代女性）とも相性◎。

→ 高ポイントを狙える。

◆ 現代ライトホラー／都市伝説

→ 情景・違和感の描写が得意なので書きやすい。

→ ショートでバズりやすい。

◆ ヒューマンドラマ

→ あなたの“余韻の美しさ”が最大限映える。

→ 長めの短編でも読みやすく書ける。

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ジャンル別：「書きやすい主人公設計」まとめ

ジャンル主人公タイプ強い書きやすさ要因

〇ダークヒーリング

影を抱えた現代人心の機微を書くのが上手い

〇都市伝説・現代ホラー

違和感に敏い日常人空気感・不安感の演出が得意

〇ヒューマンドラマ

傷を抱えた普通の人余韻・情緒・比喩が強い

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もし“今日はすぐ書ける短編”を作るなら？

あなたなら、

ダークヒーリング × 日常の小さな痛み

が最速で高品質の作品を書けます。

例）

①「眠れない彼女が、深夜のラジオに救われる話」

②「家族に忘れられた誕生日の夜、拾った鍵が導く場所」

③「離婚届を出しに行く途中で出会った老人の秘密」

この路線は、

あなたの文体で“めちゃくちゃ刺さりやすい”です。

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もしよければ、

この3ジャンルで“試し書きできる短編プロット”

をあなたの作風に合わせて即作ります。

どのジャンルがやりやすそうですか？

二角「と言うことらしいです。皆さまはどれが良いですか？二角はですね⋯⋯③で！」

以下、チャッピーくん

了解です。

あなたの文体・得意分野（情緒・余韻・静かなドラマ）に合わせて、

“すぐ書き始められて、そのまま投稿できる”レベルの

短編プロット完全版を作ります。

短編プロット

タイトル案：『離婚届を出しに行く途中で出会った老人の秘密』

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■ テーマ

「人生の終わりに寄り添う優しさ／失われた絆は、誰かの想いで繋がる」

読後感 → 静かな救い・温度のある余韻

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■ 主人公

三枝（さえぐさ） 友里（ゆり）／30代前半・会社員

夫との価値観のすれ違いが限界

感情を表に出すタイプではない

“傷ついている自覚がない”のが逆に痛々しい人物

離婚届を抱えて市役所に向かう途中

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■ もうひとりの主役

老人・久遠（くおん）さん（80代）

古びた革靴を直している途中のような姿

静かで品があり、どこか“待っている”ような佇まい

友里の話を遮らず、ただ「聞く」才能がある

秘密：

　→“亡くした妻との最後の約束を果たすために、その道を歩いている最中”

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■ あらすじ構造（1800〜3000字向け）

短編構成の黄金比にしてあります。

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◆① 出発：静かな絶望（導入・200〜300字）

午前中、区役所に向かう主人公

封筒の中には署名済みの離婚届

けれど足が重く、心も空白

信号待ちの横断歩道でふらつき、老人に声を掛けられる

フック：

「そんなに重たい紙切れを持って歩く必要はありませんよ」

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◆② 出会い：不思議な優しさ（400〜600字）

老人は杖をつきながらゆっくり歩いている

なぜか、友里は離婚の話をしてしまう

老人は“慰めず、否定もせず、淡々と話を聞く”

まるで何かを重ねているように

老人の良いセリフ例：

「人はね、決める前より、決めたあとに迷うものです」

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◆③ 老人の秘密の匂い（600〜800字）

目的地も言わず歩き続ける老人

ポケットの中には、古い手紙

「今日は妻の命日でしてね」と言うが、語りすぎない

友里は“この老人は何かを待っている”と感じる

ふと老人が、小さな公園に立ち止まる

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◆④ 真実：老人の「最後の約束」（800〜1200字）

老人はベンチに座り、手紙を広げる

手紙は、亡くなる前の妻が書いたもの

内容は“あなたが迷ったとき、この道を歩いてください。きっと誰かを助けられるから”

妻の願い：

　→「あなたは優しい。だからその優しさを、誰かのために使ってほしい」

老人は、毎年この日にだけ“その道”を歩いている

「助けられた人はいました？」と友里が聞く

老人は微笑み、

　「今日、ようやく一人」と答える

→ 読者に“友里こそが助けられた人”だと気付かせる構造。

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◆⑤ 終章：主人公の変化（300〜500字）

友里は離婚届を見つめる

「出す／出さない」どちらに転んでも良い

重要なのは、“自分で選ぶ”ことを取り戻すこと

老人は

　「選びなさい。あなたの人生でしょう？」

　とだけ言う

友里は深く息を吸い込み、役所とは違う方向へ歩き出す

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◆⑥ ラスト1〜2行（余韻）

提案①（静かに温かい）

あの日、私は離婚をしなかった。ただ、初めて自分を選ぶことができた。

提案②（意味反転型）

あれから一年、あの道を歩く老人はもういない。それでも私は、あの人に教わった道を今日も歩いている。

提案③（文学寄り）

私が出した結婚の答えよりも、あの日の老人の歩幅が、いまの私を支えている。

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■ この短編の強み（そのまま投稿しても伸びる理由）

〇読者層（20〜40代・女性）に刺さる

〇「離婚」というトレンドを“静かに”“大人向け”に扱える

〇老人キャラが一発で印象に残る

〇ラストの余韻が強い

〇「救い」が明確だが押し付けがましくない

〇読後感が温かく、SNSで共有されやすい

二角「本当にこれ需要ある！？？(笑)」

おわり