【宝石のお話④】エメラルド
ニスナーの皆さま、こんばんはー!
クレオパトラが愛したエメラルド。
エメラルドが大好きすぎて鉱山を買うんだけど、残念ながら質のよいエメラルドは出なかったそう。
だってクレオパトラはエジプトだもんね。一番質の良いエメラルドの産地として有名なのはコロンビア。
(先程調べたところ、原石の約50%ほどもコロンビアから採掘されているそう。まさにエメラルドマウンテンですね!)
地理的に言っても良いのは取れなかったんだろうなぁと推測します。
あの色味から、治療出来るのではないかと思う人がいたようで、昔は粉にして飲んだという話もあります。うーん、複雑⋯⋯。
ちなみにエメラルドは緑柱石という種類に属するが、他の緑柱石と地中内部の取れる場所が違います。
エメラルドカット
額縁のような長方形の四隅の角を取ったような形をしているがあれには訳があるのです。
他の緑柱石がペグマタイトと呼ばれる宝石ざっくざくの穏やかな環境で育った地層で作られているとすれば、エメラルドは超ハードモード。
(ペグマタイトについては別のエピソードで触れます。宝石がザクザク出る地層と思っていただけると分かりやすいかと思います)
高温で有害物質で満たされているような地中層で作られるエメラルド。
その環境はどの宝石よりも過酷かもしれません。(なので擬人化したら盛り上がるお話になるのかもしれないですね⋯⋯)
それもあって、エメラルドは脆い。
耐久性が他の緑柱石と比べてもかなり低いのです。
よくメガネを洗う超音波洗浄機があるが、微振動によって汚れを取る仕組みなので、石の中にヒビを内包している事の多いエメラルドはヒビが広がるか、最悪割れる可能性も!
取り扱いは本当に要注意。
私だったら手入れが大変なので、もらいたくないなぁと思う石です(笑)
その他の緑柱石もアクアマリンやレッドベリルなど、有名な石もあります。
それはまた別の機会にお話しますね。
[追記]
そういえば、珍しい種類のエメラルドをご紹介するのを忘れていました。うろ覚えの記憶は怪しいですね〜。
馬車の車輪のように黒い放射状の歯車に見える不純物を内包したものが『トラピッチェエメラルド』と呼ばれます。
珍しい見た目をしていますよね。
こちらも希少で価値が高いです。
エメラルドは本当に高いものしか透明でないし、綺麗な緑色をしていません。
だいたいはヒビが多いので、不透明に見えたり、白っぽい色味をしていたりします。
透明度と価格だけて言うなら、『ダイオプサイト』という石もオススメです。
色味はエメラルドより黒味がかった色をしていますが、石は透明度が高いものが多いですよ〜。
でもそれを言うならグリーントルマリンも色味もいいし、透明度も高くて綺麗ですよね〜。
→自分、“グリーントルマリン”なんて呼び方したことないじゃんともやもやしてましたら、いつも使っていた別名を思い出しました。『インディゴライト』です!
おっとっと、色味で話し始めたらきりがありませんね。
二角は緑系なら、ペリドットやデマントイドガーネットあたりが好きです!
明日はカボチャのお祭りなんだそう(言い方!(笑))二角は仮装という仮装はしたことありません。皆さまは毎年参加されていますか?
来週はお休みの予定です!
11/11(火)はChatGPTのチャッピーくんに小説家になろうのジャンルの説明をしてもらうことにしました。
そこに二角がコメントを差し込むという形の内容です!
再来週の火曜日は異世界恋愛ジャンルです。
その後は順番通り全ジャンルやるのでよろしくです〜!お楽しみに♪




