国語って何?
今日のお題は国語って何?
国語とは、
ある国で共通語または公用語として用いられる言語、またはその国民の主流をなす民族が歴史的に用いてきた言語を指します。
⋯⋯あぁ、国の言葉ね!
そうそう⋯⋯って、そうじゃなーい!
おそらくほとんどの方が想像したのはこっち。
学校教科としての国語って何?
日本語および言語表現の理解、言語による表現方法の獲得などを目的とする教科を指します。
私はどちらかというと国語に苦手意識があった。
──線①の太郎の気持ちを10字以内で答えなさい。
⋯⋯知るか!
と、まぁこんな風に思っていました。
自分の気持ちだって分からないのに、他人の気持ちをしかも10字以内で答えるってどういうことなんだ、と。
ついでに言うと、読書感想文はすごく苦手。
中学の頃、夏目漱石著『心』の読書感想文が夏休みの宿題に出ました。
えぇ、踏み倒しました(笑)
夏目漱石先生はどうもですね、合わないのですよ。
私は夏目漱石先生の本はなぜか読めなかった。
結果、読まなかったんですね。
あの時私はどうやって乗り越えたのでしょうか。
記憶に無くて残念です。
最近、なろうでお話を書くようになって、ようやく文章を書く、文章の書き方を理解することの重要性を考えるようになりました。
今日のお題はズバリ
『中学生になった私に伝えたかった国語の重要さ』
(今日は二角のただの持論を話す回です)
国語とは言語なんです。(冒頭に出たな)
言語とは、そのルールをお互い知っていて初めて使える手段です。
スペイン語が分からない日本人がスペイン人と話すことが出来ますか?
(ボディランゲージ、絵文字除く)
今、ここまで読んでくださってある程度言わんとしていることを理解してもらえる、これが言語を使ったコミュニケーションです。
例えば、上に出てきた“苦手”。
苦い手って、何やん!?
と、なれば伝えたかったことは伝わらないんです。
お互い苦手という意味と使い方を知っているので、理解出来る。
そう思います。
RPGだったら、武器の種類、職業の種類とその役割(出来ること)、モンスターの種類、モンスターの属性、進化ルート、ダンジョン⋯⋯色んなことを覚えるから敵を倒せる。
強くなった敵に合わせて、武器を変え、攻撃方法を変えて戦える。
では、国語の読解問題について。
[ ]①と同じ意味を文中から8字で探しなさい。
──線①の太郎の気持ちを10字以内で答えなさい。
これ、どれも文章に書いているんですよね。
冒頭部分に戻りましょう。
国語とは、“日本語および言語表現の理解、言語による表現方法”の獲得を目的としています。
つまり、日本語および言語表現の理解、言語による表現方法を学べば、上の二つの問題が解けると言うことなんです。
ここには抜けている文字があると思います。
(一般的に通じる)日本語および言語表現の理解、言語による(スタンダードな)表現方法の獲得
これを習得できれば、大衆に意味を表現できるのです。
すごくないですか。
ちゃんとルールに則って使えば、自分の伝えたかったことが表現出来る、理解されやすいのです。
過半数の人がそのお話を読んでこう思うというものを読み取れる。
だって、ルールに基づいて読めば、上の二つの答えが出るんです。
同様に、自分でも表現することができる。
だから、なろうに載せたお話の意図を掴んでもらいやすくなるんですね。
その中央値を知って磨きなさいというのが国語を勉強する意味だと、二角は考えます。
ルールを知れば、使うことも容易くなります。
もっと早く知りたかったよ。




