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【宝石①】婚約指輪は給料の3ヶ月分と言えば何の宝石?

ニスナーの皆さまこんばんは!

 そういえば宝石の話で思いつく──。

 実は一時期、宝石鑑定士になりたくてちょっとだけそういう学校に通っていたことがあるんです。


 なので、詳しいお話は出来ませんが、さらっとお話します。


 ざっと考えてみたところ、10話以上は作れそうですので、週一で投稿しようと思います。


 これから私の知っているお話を、ソースがめっちゃ怪しいうろ覚えの記憶でお話しますね(笑)


 皆さまは宝石といえば何を想像しますか?


 アダマス


 金剛石


 ダイヤモンド


 どれもダイヤモンドのことですね!



 もしかするとファンタジーがお好きな方はサファイア、ルビーやエメラルド、クリスタル(クォーツ)を想像した方もいるかもしれませんね。


 耳をすま○ばが好きならラピスラズリ?




「婚約指輪は給料3倍分」



 この言葉をご存じの方はいらっしゃいますか?


 そこそこいらっしゃるんじゃないでしょうか。



「ダイヤモンドは永遠の輝き」



 こちらはどうでしょうか。



 どちらも“とある会社”がつくった言葉です。



 それはアメリカの「デビアス社」です。


 アフリカでダイヤモンドラッシュになったころ、

 その40%もの採掘権を持ち、ダイヤモンド業界を牛耳っていたこの会社。


 ダイヤモンドの金額を決めていました。


 その会社が流通量をコントロールすることでダイヤモンドの価値は保たれていたのです。

(今はデビアス社が金額を決めなくなったので、価値がどうなっていくんだろうと気になります)



 アフリカではたくさんのダイヤモンドが採れます。


「ブラッドダイヤモンド」というのをご存知でしょうか?


 アフリカ・シエラレオネの内戦(1991年 - 2002年)で、紛争の資金調達のためにダイヤモンドが不法に取引されていたのです。


 そのため“紛争ダイヤモンド”とも呼ばれるんです。


 しかし、ダイヤモンドが紛争に利用されないように原石の取引を政府が承認した上で証明書を発行することとした制度(キンバリー・プロセス)が出来ました。


 まぁ、ダイヤモンドの戸籍みたいな感じですかね。


 それをダイヤモンドの産地や流通経路を追跡可能な状態つまり、見守りGPSみたいにして消費者の手にそのダイヤモンドたちがちゃんと届くようにしているんです。


 この紛争ダイヤモンドをめぐるお話を元にしたアメリカ映画の「ブラックダイヤモンド」というのもあります。



 話は寄り道しましたが、


 上の2つの言葉が日本に入ってきたのは1970年ごろ。


 ちょうど、日本が高度経済成長でイケイケになってきたころですね(言い方が古いw)


 婚約指輪が給料の3倍分だという価値観を作り上げたのも、素晴らしいものだというイメージを作ったのもデビアス社。


「婚約指輪は給料の3倍分のダイヤモンドじゃなきゃだめですぅ」という令嬢。

「異世界に日本の価値観を突っ込んでくるんじゃない!」と通りすがりの令息でもさらっとざまぁ出来そうですね(なんだそりゃ笑)




(これは二角の独り言ですが、

彼女と結婚を控えている方は、婚約指輪、結婚指輪、結婚式は出来る限り彼女主導の方が良いと思います。

「婚約指輪が給料の3倍分なんて迷信だ」などと心なく突きつければ、一生恨まれるかもしれないので、彼女の性格とタイプをよく考えてから彼女の意見を重んじる方が良いかもしれませんね。

また、「結婚式は面倒だからやりたくない」と言って、もし彼女が「結婚式をやりたいタイプだったら」関係解消の危機に見舞われる可能性もあります。または一生恨まれる可能性も⋯⋯。

女性にとって“人生で一番主役になれる日”でもあるので、そうお考えの彼女をお持ちの方は彼女の意見を尊重なさる方が得策かと思います。

また、余力のある方はハネムーンに行かれると思いますが、これも一生の思い出となりますので、お金を貯めて好きな食べ物を食べて、好きなお土産を買えるような楽しい旅行になると、かけたお金以上にその後の人生に大きなメリットをもたらす可能性があります。

さらに余力のある方はハネムーンから帰ってきた1ヶ月後に一万円くらいかけた全身マッサージへ連れて行き、棒読みでも構わないので「結婚式やハネムーンもあっていろいろ大変だったね。お疲れ様」と言いながら送り出すと、その後の人生に大きなリターンが来るかも知れません。

なんにせよサプライズが好きではない人もいますので、彼女の性格とタイプを鑑みながらやっていただくのが一番良いかと思われます。

人の心って複雑〜!!

これはただの老婆心でございますので、そのまま水にでも流していただければ幸いです。)

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― 新着の感想 ―
 世界的にダイヤモンドを取り扱う組織、と言われると初期の『パタリロ!』を思い出す世代です。  婚約指輪、私は好きな色の石を一緒に買いに行きました。金属アレルギーの問題もあるので、指輪を身に着ける人とお…
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