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55.1 エスタール帝国 人物紹介

この国は皇帝を頂点とし、その下に10の省によって統治されている。


内務省:国内の治安維持や重要拠点の警備、インフラ整備等を担う

防衛省:国境や辺境での防衛等を担う

魔術省:魔術の研究・開発等を担う

財務省:国家の財政管理等を担う

文部省:種族の違いによる文化や歴史の研究、管理や教育等を担う

外務省:他国との交渉、情報収集等を担う

軍務省:軍事行為に関係する、物資、武装、更に人員の管理等を担う

魔境省:魔物やダンジョン、未開拓地の気候や資源などの調査、解析等を担う

商務省:貿易・流通・物価など、経済活動の監視・調整等を担う

技術省:武器・道具・薬・農業など、あらゆる技術関係の開発・研究等を担う


皇帝:レウス・ロー・アルフレット・エスタール、86歳、ハーフエルフ

エスタール帝国の現皇帝。近々退位予定だったが、今回のスタンピードでそれどころではなくなった。いっその事、後続に全て丸投げするか検討中。


宰相:ゼーレ・サン・セルフレイド、32歳、草人(ヒューマン)

皇帝レウスの補佐を務める女。情報やスケジュール管理を一手に引き受ける。・・・影が異常に薄い為、大半の人の記憶には残らない。


内務大臣:クロード・ローバン・ノーフェンス、28歳 草人(ヒューマン)

生れは平民ながら、その戦闘能力と指揮能力の高さから13で騎士団に入団、18で当時の騎士団長を実力で圧倒し団長に就任、21には防衛省に就任、その後たった4年で大臣にまで駆け上がった鬼才。

平民でありながら家名があるのは、騎士団入隊に際し、所属していた孤児院へ出資していた、ノーフェンス家の養子に成った為である。

ノーフェンス家は代々、騎士団へ優秀な人材を輩出している名家。初めから、彼の才能を見抜いていた可能性あり。


防衛大臣:ヴェーラ・ジェス・ガルガンティア、62歳 草人(ヒューマン)

凛とした声に、20代と言っても差し支えない見た目をした女傑。【冷鬼】の二つ名を持ち、その戦闘力はこの国一、二を争う。

何処までも冷静、冷徹な判断を下し、指揮能力も高い。彼女が直接指揮を執った陣営は、突破不可能とまで囁かれている。

国境の砦アザックの最高責任者である、将軍 バルバロッサ・アックス・ガルガンディア(部下)の妻でもある。


魔術大臣:ポロロ、年齢不明、魔人

研究中(引き籠り)、その内登場?


財務大臣:ゲルト・ルイス・マクシュート、約300歳 梟人(キョウジン)

長年、この国の財政管理を一手に担う、フクロウの獣人。

スキル<メモリー>保持者であり、就任当時から全てのデータを記憶しているらしく、彼の前でデータの詐称は、不可能と言われている。

性格は温厚だが、敵(不正をしたもの)に対しては、かなりねちっこい。


文部大臣:ポー・コー、52歳、夢食人(バク)

遺跡発掘により遠征中、その内登場?


外務大臣:エレナ・セレナ・ゲヘナ、約250歳、竜人(ドラゴニュート)

外交で遠征中、その内登場?


軍務大臣:ヴォウ、約20歳?狼人ロウジン

元スラム出身の、狼の獣人。

孤児であり、子供のころから盗みを生業としていた。約10年、一度も捕まることも、見つかることも無かった彼だが、たまたま、視察に来ていた皇帝レウスの目の前で、衛兵によって捕縛され、皇帝がその身柄を預かることとなった(強権発動)。

ユニークスキル<天明>を所持しており、本人が理解していなくとも、その場において最適な采配が可能。

捕縛されたのも、このスキルの為だと思われている。言葉遣いは悪いが、狼の獣人だけあり、主人に対しては従順。


魔境大臣、ロロイラ・ロ・ベ・フェト・ファラモルテ、年齢不明 森人(エルフ)

腰まである白銀の髪に青い瞳、温和な笑顔を浮かべる見た目20代の美形、その実齢1,000を超える、今やほとんどいない純粋な森人(エルフ)の爺。

建国当初から在籍し、興味を持ったものを片っ端から研究している、変人であり狂人。専門は魔物と迷宮。


商務大臣:テト、41歳 丘人(ハーフリング)

元商人にて、貿易都市エンバーの実質の支配者だった男。

当時の商務省の人を完膚なきまでに負かし、国から権利をもぎ取ることで、当時の草人(ヒューマン)の無能さをさらけ出し、商務省に躍り出た。「ワイなら今の2倍は稼いで見せるで」と言い、悪質な手を一切使わずに、実際に実現して見せたことから、【両天秤】の二つ名で呼ばれる様になった。

彼が着任して以来、密輸、麻薬の取り締まりが強化され、確かな成果を上げている。今では、最も不正が困難な国とまで言われる程になっており、商人からは両極端な評価をされている。(大半はいい評価)


技術大臣:ドットン・カ・クリエ・バスターン、約150歳、穴人(ドワーフ)

モノづくりにおいて、彼の右に出るものは居ないとまで言われる男。

鍛冶だけでなく、魔道具にも精通しており、彼が作った作品は多岐にわたる。

穴人(ドワーフ)は、誰にも真似できない逸品ものを作ることに、情熱を燃やすものが多い。そんな中彼は、誰でも使え、効率の良いものを作ることに情熱を燃やした、所謂変わり者である。

そんな彼が就任してからは、技術開発が飛躍的に向上し、今では周辺諸国の中で、2番目の技術大国にまで上り詰めるに至った。(一番はドワーフの国だが、一般人が使う分には、一番と言われている)


政治関係は無理っぽい・・・・・・

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