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52.1 人物紹介


迷宮主

ご存じ、今作品の主人公? 元居た世界では無気力に生きていた30代のおっさん。他人に気を使い、やらなくても良い仕事を請け負うことが多く、立派な社畜の道を歩んでいた所を、異世界に拉致された。


幼少の頃より、自分も含めて周りを常に一歩引いた視点から見る癖があり、相手の感情を読むことが異常なまでにうまい。その為、相手と相手の視線が苦手になり、軽い対人恐怖症を患っている…が、この世界に来て、人と関わることが無くなった為、その症状は鳴りを潜めている。

身内や仲間と認めた相手には優しいが、敵には一切の情けがない。目の前で死のうが苦しもうが、感情が揺らぐ事が無い、鬼畜な一面を持つ。それもあって、本当の意味で人間社会に馴染めたことがない。

基本は善人な為、敵対さえしなければ良い人?



世界樹

今作品のヒロイン? エルフ(現在ハッキリとはしていない)によって、仲間の魔物を皆殺しにされ、侵略してきた人種によって毒殺されそうになる。幹にあたる部分の力を全て集め、何とか一命をとりとめるも、毒が大地にも浸食、重要部分の根まで侵され仕舞い、時間が無い事を悟ると、生存と毒の対策を最優先にし、他の全能力を体内の一点に集約、休眠状態となった。

その後、毒により環境が更に悪化、世界樹が溜めた力を元にダンジョンコアが生成され、現在に至る。


毒の上、生育不良を起こしていた為、肉体的にも精神的にも不安定。感情の起伏が激しく、自分でコントロールが上手くできていない。迷宮主が定期的にケアしている為、暴走することだけは避けられている。

迷宮主に残念な子扱いされることが多いが、そこは世界樹。素材としては優秀であり、頻繁に予想外の効果をもたらしている。

迷宮主が【創造】したモフモフな魔物によって、重度のモフラーに覚醒した。


―――


村人

家族や資産、村にあるモノ全てを置き去りにし、相棒の地蜥蜴(ランドリザード)と共に貿易都市エンバーへ、スタンピードの発生を伝えるために奔走した影の英雄。

彼のお陰で、他の地域にも情報が渡り迅速な対応が行われた。彼の報告が無ければ、都市クラスが後2~3は潰れていた可能性があった。


商人

村人へ地蜥蜴(ランドリザード)を提供した、初老の旅商人。幼少の頃、スタンピードによって自身の村を失った経験を持つ。その為、スタンピードの恐ろしさを身に染みて理解していた。十中八九、相手が嘘を言っているか分かる洞察力と、資産を全て投げ捨てる決断力を持つ。実際、商人の間では結構な有名人。


ターニャ

商人の孫娘。商人以上の洞察力を持ち、その力は嘘云々のレベルを超え、読心術の域に達している。その為、幼少より気味悪がられ、後に祖父の商人に引き取られることとなる。彼女が見ている風景は、未だに誰にも理解されてい無い。


ジーン騎士団長(兵士A)

貿易都市エンバーの孤児院出身。孤児院を出るまで、年長者として幼少組を引っ張ってきた。孤児院を出た後は、街の治安維持隊に入隊。何度か独断先行をするも、一度たりとも裏目に出る事は無かった。むしろ彼が先行しなければ、危機的状況に陥っていた可能性すらあった事件が大半である。

それ以外は素行も良く、後ろ暗い事も全く見られない為、実績もあることから、帝国治安維持隊の隊長まで上り詰めた……女の影すら見えないのは、如何なものか。


副団長(兵士C)

兵士Aと同じ孤児院出身。基本めんどうくさがり屋だが、仕事はできるのでいつの間にか昇進していた。部下からの信頼も何気に厚い。


エドワード・ルイス・ガルズース

貿易都市エンバー、現領主。何か大きな実績を残したわけでもないが、大きな失敗もした事が無い、良くも悪くも凡人。ジーンがいた孤児院の出資者でもあり、幼少の頃からの知り合いでもある。それもあって、彼の判断力を十二分に把握していた為、全ての独断先行を咎めることは無かった……多少の親心も無くはない。


ターナー

人種には珍しい、<念話>スキルの持ち主。魔伝からの情報も傍受することができるため、迅速な対応が可能。領主のガルズースを弄るのが、秘かな楽しみである腹黒執事。


ジャック・バルバス・リューデル

破壊者(クラッシャー)』の二つ名を持つS級冒険者。ありとあらゆる危険地帯へ、その身一つで挑む化け物であり、最強の人種として真っ先に上がる人物でもある。国のお抱えの話を尽く蹴り、冒険者で在り続けている。

自由奔放で、何処に行くか分からないので、冒険者ギルドの所在確認対象(魔物扱い)にされており、彼の所在を報告するだけで、報酬が出る程だった。弟子を取り出してから、定期的にギルドへ報告されるようになった。(報酬は無し)

お酒大好き。


ロット、

元スラム出身で、現『破壊者(クラッシャー)』の弟子。

接近戦の才能を見出され、戦士としての道を歩みだした。冒険者として活躍しており、実力的にはBランクに達している。驚異的な反射神経と瞬発力を持つ。その反面、魔法の才能はからっきし。

ロビン、マリア、ララとは幼馴染。


ロビン、

元スラム出身で、現『破壊者(クラッシャー)』の弟子。

隠密と洞察力の高さから、狩人としての道を歩みだした。冒険者として活躍しており、実力的にはBランクに達している。冷静沈着かつ、その隠密スキルの高さから、野生の魔物ですら隠れた彼女を見つけることはほぼ不可能と言われている。ラッチ種が大の苦手。

ロット、マリア、ララとは幼馴染。


マリア、

元スラム出身で、現『破壊者(クラッシャー)』の弟子。

魔法の才能が有り、治療師としての道を歩みだした。冒険者として活躍しており、実力的にはBランクに達している。言動はキツイが、根は優しい為、意外とファンが居たりする。治療師とは名ばかりで、攻撃関係の魔法も長けている、オールラウンダー。

ロット、ロビン、ララとは幼馴染。


ララ

元スラム出身で、現『破壊者(クラッシャー)』の弟子。

魔法才能を見出され、魔法使いとしての道を歩みだした。冒険者として活躍しており、実力的にはBランクに達している。

強烈無比の攻撃魔法を得意とし、それを可能にする、人外染みた保有魔力を誇る。

ロット、ロビン、マリア、とは幼馴染。


―――


バルバロッサ・アックス・ガルガンディア

エスタール帝国の国境の砦、アザックの最高責任者。将軍の地位に就いており、その戦闘力はエスタール帝国の五本の指に入る程。戦闘狂の気がある。子供っぽい所があるが、責任放棄する程ではなく、下からの信頼が厚い。『冷妃(鬼)』の二つ名を持つ妻の尻に敷かれており、最近ますます妻に似てきた孫娘にまで、頭が上がらなくなってきた事が悩み。


エナ・ガルガンディア

エスタール帝国の国境の砦、アザックの副責任者。指揮官の地位に就いており、バルバロッサ・アックス・ガルガンディア将軍のお目付け役かつ孫娘。スキル<千里眼>の所持者であり、彼女の目から逃れることは不可能と言われている。

その常に冷静な態度と美しさから、祖母の二つ名も合わさり『冷妃』の愛称で呼ばれている。二つ名として呼ばれる日も近い。冷気魔法の天才であり、将来有望視されている。若い衆のアイドル的存在だが、本人は全くその気がない……どころか、完全に利用している。女って怖い。


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