17 アリの王③
①三日目開始
②コア「レベルアップしました」
③アルト(採掘だ~)
他の場所も見てみる。その空間には・・・
【農民蟻】【運搬蟻】【光苔】【光茸】【闇茸】【熱茸】【冷茸】【風茸】【水茸】【土茸】
【虫糞(優)】【枯れ木(優)】【土(劣)】
そこには蟻達が引っ切り無しに出入りしていた。その殆どが運搬蟻で、糸で固めた虫糞や枯れ木、土を運び入れ、キノコ類を運び出していた。どうやら作業現場、または現場付近にある小部屋に保存している様だ。
虫糞、世界樹の枯れ木、土から肥料を作り、それでキノコを生産。育ったものを現地に配ると・・・。
農業ですか?配給ですか!?てか、キノコ成長速いな!?いや、肥料が凄いのか?
ま、まあいい。多分原因はあの子だ。
「コアさん、指揮蟻の現在地を教えて」
~現在、指揮蟻は7匹存在します~
「えぇ?じゃ、一番最初にアルト・リーダーに進化した子をお願い」
~蟻之王の現在地を表示します~
・・・ん˝?アルト・“キング”?
名称:蟻之王
氏名:
分類:現体
種族:虫族
LV:4/10
HP:145/145
SP:68/145 (50)
MP:54/108
筋力:64
耐久:64
体力:64
俊敏:60
器用:60
思考:106
魔力:46
適応率:10(Max100)
変異率:10(Max100)
スキル:<団結LV9><伝達LV9><采配LV2><念話LV3><魔力感知LV2><魔力操作LV1><穴掘りLV4><牙LV4><糸LV4><酸LV1><威圧LV1><威厳LV2><飽食LV5>
称号: <迷宮主の寵愛><蟲の王><名君>
【キング】指揮を執ることを得意とする。全能力の成長に補正(小)思考の成長に補正(大)
<統率>:<指揮><采配>の上位技能。配下への意思疎通に補正
<念話>:MPを消費し他者との意思疎通を行う
<魔力感知>:魔力の感知に補正
<魔力操作>:魔力の操作に補正
<威圧>:<脅し><威嚇>の上位技能。相手に対する脅しに補正
<威厳>:配下の者に対しての命令、意識向上に補正
お前、成長したな・・・。指揮蟻になった時にも思ったけど、成長が早すぎね?
・・・ん?称号?こんなのも出る様になっていたんだな。
<蟲の王>:王に成ったものに贈られる称号。
<名君>:優れた王に贈られる称号。
これはキングに成ったから付いたっぽいな。で?これは何?
<迷宮主の寵愛>:迷宮主の寵愛を受けた者に贈られる称号。迷宮主の知識を一部習得。意思疎通に補正。
これか!これのせいか!?いつこんな称号付いたんだ?思い当たる節・・・なん・・て。
スポナーによる純蟲初生産時
(なでなでなでなで・・・)
「キュッキュ♪キュッキュ♪」
・・・あったわ。初めて生まれた子を愛で回したわ。あれか~、あれのせいか~。
知識の一部習得、意思疎通に補正か。毒を剥す様に掘り進むとか、最初にビルみたいだって感じたのは間違いではなかったわけだ。
「・・・この称号って、どういう風に決定するの?」
~神の采配によって決定いたします~
あ、そういえばこの世界には普通に神様っているんだっけ。てかコアさんがその眷属みたいなものだった。
~領域拡張が終了いたしました~
あれ?今回はやくね?・・・あぁ、迷宮のレベルが上がったからか?早速確認を・・・
~他者の領域に接触しました~
~領域内に侵入者が現れました~
「ふえぁ!?」
名称:ベテルボロ・ラッチ
氏名:
分類:現体
種族:虫族
LV:13
HP:1164/1164
SP:1164/1164(450)
MP:183/183
筋力:390
耐久:390
体力:551
俊敏:390
器用:390
思考:110
魔力:64
適応率:80(Max100)
変異率:80(Max100)
スキル<牙LV5><酸LV4><爪LV4><猛毒耐性LV7><猛毒無効LV8><過食LV7>
世界樹の迷宮(仮)
LV:2
特性:植物
DP:6,763 DP (45 DP消費)スポナーによる生産に使用
ベテルボロ・ラッチ
イメージは、ワラジムシの様な沢山の足を持ったG




