表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/334

14 ひもじいのはいけないと思います

①芋虫「これでお願いします!!」

②コア「新種に進化しました、確認してください」

③迷宮主「多い、多い!!」


ついさっきにも言ったような気がするけど、もう一度言おう。君達になにがあった!?

とりあえず、何に進化したか確認かな・・・。


「コアさん、進化した子のステータス出して」


~ダンジョンLVが不足しています。現在一度に表示できる項目は5つまでです~


え、またですか?じゃあ、前にも試したし、これならいけるでしょ。


「現在の魔物の種類と数を一覧にして出して」


粘液族

純粘液(ピュア・スライム)系:311匹

粘液(スライム)系:895匹


虫族

純蟲(ピュア・キャピター)系:271匹

(キャピター)系:23匹

(アルト)系:35匹

(バタリー)系:3匹

甲虫(ビールト)系:3匹

蟷螂(マンティア)系:2匹

飛蝗(グランパー)系:3匹

蚯蚓(ワーズ)系:10匹

(ドビー)系:12匹

団子虫(ボール)系:7匹

蜘蛛(タラント)系:2匹


あれ?スライムの種類少なくね?


「・・・これって粘液(スライム)族の一覧って出る?」


粘液族

純粘液(ピュア・スライム):311匹

粘液(スライム):37匹

吸収粘液(バキューム・スライム):35匹

水粘液(ウォーター・スライム):2匹

毒粘液(ポイズン・スライム):821匹


あ~、やっぱり、毒粘液(ポイズン・スライム)が無い時点で変だと思ったんだ。どうやら【ポイズン】などの特徴を表す部分は一まとめにされるようだ。でもこれって全部まとめて出ないのか?


~ダンジョンLVが不足しています~


またですか?!ここまで続くのはさすがにおかしい。・・・今まではたまたま必要としなかっただけ?それとも・・・


「もしかして、機能の拡張とかに何かあったりする?」


~ダンジョンLVが上がるごとに機能拡張、情報の適合のための容量が増加します~


「つまり、容量が切れたと?」


~肯定~


まじか・・・。こんな状態で確認しろと?ま、まぁそれは後でもいいか。それよりも切迫した問題がある。

それは食糧問題。今までは粘液(スライム)系蟲(キャピター)系だけだったが、(アルト)系を始めとして草食、肉食、雑食といろいろ増えてしまった。魔力が満ちていれば餓死することはないらしい。・・・餓死はしないが空腹が無くなる訳ではない。ひもじい思いなんてさせたくないしね。

こんなに多くの種類が生まれる予定ではなかったから、食料の確保は完全に後回しになっていた。生まれたとして、土を食べる蚯蚓(ワーズ)系だと思ってたからな~。その代わり、DP的には結構余裕がある・・・と思う。

 では、何を【生産】しようか。外は領域も毒抜きが終わった範囲も全然ない。となると、日光が無くても育つやつや、魔力で成長するやつとかがいいかな?となると・・・。


~各々、現物1kgを生産する場合13,000DPを消費します~

~領域内に散布する場合、3,000DPを消費します~


やべ、欲張りすぎた。てか散布?


~領域内にランダムに設置いたします~


お~。そんな機能もあるのか!・・・ちなみに、現物を100gだけ【生産】とかは?


~ダンジョンLVが不足しています~


ですよね!

まあ、DP的にも生産的にも散布一択かな。あ、散布の方も密度とか設定できなかったです。

なるべく早く供給するために、成長が早いものを優先してっ・・・と。


~50DPを使用して【光苔(ヒカリゴケ)】を領域内に散布します~

~100DPを使用して【光茸(ヒカリダケ)】を領域内に散布します~

~100DPを使用して【闇茸(ヤミダケ)】を領域内に散布します~

~100DPを使用して【熱茸(ネツダケ)】を領域内に散布します~

~100DPを使用して【冷茸(ヒエダケ)】を領域内に散布します~

~100DPを使用して【風茸(カゼダケ)】を領域内に散布します~

~100DPを使用して【水茸(ミズダケ)】を領域内に散布します~

~100DPを使用して【土茸(ツチダケ)】を領域内に散布します~


ダンジョン定番?の一つ光る苔と、魔力が濃いところだと成長が早いキノコを中心にしてみた。さすがにすぐ生えてくるわけではない、皆には数日は我慢してもらうことになるな。

そういえばスポナーって魔物でなくても使えたっけ。魔物の数も大分増えたし、今あるスポナーをしまって違うのを置くのもありかな?スライム達は<分裂>スキル持っているし、(キャピター)も今のところ十分かな?てか、余裕があった分を使ったから、DPが不安になってきた。設置している純粘液(ピュア・スライム)のスポナー1つと、純蟲(ピュア・キャピター)のスポナー3つの内2つを倉庫に収納して・・・


~ダンジョンLVが不足しています。現在施設の収納は出来ません~


「ふぁ!?」


その後、純蟲(ピュア・キャピター)のスポナー1つだけを残し、他を停止。数時間かけて新種の魔物の状態を確認し、その日はそのまま就寝した。



世界樹の迷宮(仮)

LV:1→2(合計5,000 DP消費)

特性:植物

DP:6,060 DP (1782 DP消費)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ